土曜日の夜家に帰ってニュースでも見ようと思ってNHKを付けたら
ドクターGというのをやっていました。
ドクターGというのはまだ若い女のお医者さんで、
Gはジェネラル:総合という意味なのか?
総合病院で働き、
普通の医者が見立てがつかずに送られてきた難病を診察して病名を見つけ治療に当たっていらっしゃるという方。
この方が実際に経験した患者さんの再現ビデオを流し、
3人の研修医がそのビデオの中の症状などから病名を当てるというもの。
ようするにクイズ番組なのですが、
違うのはそれが実際に有った医療の場面であるということ。
私は経験のせいでこちら側に立っているという先生も、
若い3人の研修医も真剣そのもので、
最初の回答では3人ともはずれ、
なぜそう考えたのか、症状として合わないものは何かあったかを考えさせ、
もう一度病状を整理し直して2度目の回答で一人が正解にたどり着き、
確認のためにはどんな診断を追加しますかという先生の質問によって、
追加の触診が行われ、
最後は3人声をそろえて正解となりましたが、
研修医達の目がよかった。
3人ともよく勉強してるなと思ったし、
先生が色々な診察を積み重ねて病名を探っていく姿を、
自分の問題として、
大きな尊敬の念を持って見つめていた。
この時の記憶はこの3人に深く刻まれて将来苦しいときの大きな力の源泉になるのではないか、
そんな気がした。
先生が口先だけのタレント先生ではなく、ほんとうに日々現場で一人一人異なる患者さんと向き合い、
手掛かりを探しベストな治療法を必死に追い求めている。
その重みが、単なるクイズ番組ではなくしていた。
大事なのは答えではなく、その過程だということ。
こういう先生と生徒達がいる限り、まだまだ日本の医療は、日本は大丈夫だと、
そんな思いで胸が熱くなってしまいました。