おひなまつりの日。

山奥の地場産品販売店にあった

桜の塩漬けが乗って甘酒ジャムが入った米粉の桜パン。

色が、ちょいピンク濃い気もしますが、ま、良いのです。

もぐもぐ味わいつつ、フンガフンガする鼻息からは

ふわ~~~ん と、甘酒の香りがするとです。

 

この日の林道は久々に10℃を超えてはいたけれど

芽吹きにはまだまだ遠い感じかも。

クシャミの勢いだけはなんだか派手になっているのですが。

 

 

驚いたことがひとつ。

上の画像の次の次に向かった、

およそ地元の人しか知らないような

終点近くに湧き水が数箇所あるマイナーな林道の

まさにその終点近くに

遠く奈良ナンバーのマイクロバスが停まっていたのです。

その周りに、湧き水を飲んだり伸びをしたり談笑したりして

思い思いにリラックスされている

ちょっと年齢層の高いハイカーさん達が20人くらいがおられたのでした。

(・・・なぜこんな超マイナーな林道の果てに

人口密度がここだけ高いの?!笑)

 

訊けば早朝より箕面の滝方面から

延々と北摂の東海自然歩道を歩いて来られたそうで

ここでマイクロバスに迎えに来てもらい、奈良へ帰られる、とのこと。

 

徒歩圏ではトイレが一切ないこのルート、

奈良への帰路の前に

桜パンを売っていたさきほどのお店に立ち寄られるのかしら。

それとも一般道に出て15分上がったところの巨大霊園で借りるのかしら?

などと要らぬ心配をする熟女ドライバーなのでありました。

 

 

 

 

 

 

 

自然豊かな場所も大好きです。

でも、ネオン街も、大好きです (?)

私がまだ若くスレンダーだった二十代の頃から

そこに存在していたお店の場所を久々に確認して安心しました。

その日の3軒目として突撃訪問しようかとも思ったのですが

道順の予習だけに留めておいて

次回のお楽しみにとっておくことにしました。

 

その近くにある

お初さんと徳兵衛さんがモデルの悲恋物語、

近松門左衛門・作『曽根崎心中』の舞台たる菅公さんのお社、

お初天神こと露天神。

この地を取り囲むように林立する周辺の飲食街は

割とよくウロウロしていますが

鳥居の前を歩いたらまだ境内が明るかったので

吸い寄せられるように久々に参拝しました。

それこそ鳥居をくぐったのは、二十代の頃以来かも。

 

と、そこに

 

これは絶対に

犬好きの人の作品に

ちがいない!」

 

そう思わせる戌年奉納の木彫りの親子がいました。

 

 

 

…ひゃあ…

 

ほよほよほよ…

 

脱力してまう…

 

視線の優しさ、ふわふわな感じ、

ク~ン…とか、ワンッとか、

いまにも鳴きだしそうな柔らかい感じに

しばらく釘付けになってしまいました。

 

参拝のみなさんのみならず

きっと菅公さんもお初さんも徳兵衛さんも

ホカホカなキモチで眺めておられるに違いない。

 

(たぶん)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒いパンツが素敵なオカヨシくんも

 

ナポレオン皇帝ハットが素敵なヨッシーも

2週間前に居た場所からは、皆、居なくなっていて

 

「そうよね~

カモたちの北帰はとっくに始まってるし、

そういや花粉も飛び始めて

ムダにクシャミの回数だけ増えてきたし

鼻水もスゴイし目も痒くなってきたし

春よね~

 

などと話していたつい先日。

いつもの林道へ単独で巡視に行くと、

道はまだコレだもの… ↓

ココから先、ほぼ凍結。この林道だけ凍結。

上り下りが始まる場所、ノーマルタイヤでは絶対無理。

かといって苦労してチェーンを巻いても

そのほかの道は積雪も凍結もしてないし…

と、この林道を突破するのは諦めてUターンするために

画像手前の唯一の小さな三叉路で思いとどまってヨカッタ。

つるんとハンドルを取られそうになったり、

後輪がツルツルと滑ってお尻振られたり、それはもう

ヒヤヒヤ、冷やの樋屋~奇應丸♪

などと歌いながら(嘘。歌う余裕などありましょうか)

やっとの思いで方向転換に成功したら、

急激にお腹が空いてきたのであります。

 

ほんでコレですよ。

一般道に出るや

近所の地場産の食堂に一目散にピヤ~ッと走り

産みたてのツヤッツヤの卵丼を

ブワ~ッと食べましたとさ。

 

おしまい。