21世紀の「笛吹き童子」 | Ray's Revolution

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過激な動きよりは、静かに少しづつ進行するような革命的な動きに着目して、好きな洋楽や、たまに自演する音楽に乗せて、つらつらと…。よろしくお願いします。RAY

昨年、”やる気のないダースベイダーのテーマ”が秘かなスマッシュヒットとなった『栗コーダー・カルテット』というバンドhttp://www.kuricorder.com/ をご存知だろうか?


その名の通り、なぜか様々なリコーダー(やウクレレ、管楽器)を駆使して、ジャンルや邦楽・洋楽を問わずに、いわゆる名曲の数々をアレンジしたり、オリジナルの楽曲を演奏する、40代のオヤジ4人組だ。

NHK教育の「ピタゴラスィッチ」の音楽全般を手掛けている、と説明すれば、もしかしたらわかる人もいるかも知れない。


その『栗コーダー・カルテット』のライヴを先週、恵比寿リキッドルームで初めて見た。



リコーダーやウクレレといった、情けなく、どこか心細い音を奏でる楽器によるアンサンブルのせいなのか、

あるいは意識したアレンジのせいなのか、「癒し」「LOHAS」などの言葉が似合うサウンドだ。

だが、俗にいう”ヒーリング・ミュージック”とも、ちょっと違う。サウンド的には明らかに異なるカテゴリーなのに、

もっと純粋に『バンド・ミュージック』、しかもROCKを感じさせるバンドなのだ。


ライヴでは残念ながら演奏されなかったが、昨年リリースされた「ウクレレ栗コーダー」というアルバムで、

ディープ・パープルの「ハイウェイスター」やクイーンの「ボヘミアンラプソディ」にチャレンジしているせいで、

そんなイメージを抱くのかも知れない。


ただ曲だけ聴いていた時に感じていたイメージだったが、ライヴを見てその個性と魅力を確信した。


大人が静かに落ち着いて「ノれる」バンド、「笑えるのに癒される」バンドは、この時代には貴重な存在だと思う。