死別後4ヶ月ほど経った頃、私たち3人のことを気にかけてくださっている元同僚の先生から、いつものようにメールが届きました。今回は、メッセージと共に、ご自身がギターを演奏されている写真が送られてきました。先生がギタリストであることを知らなかったので、思わず「先生、ギターを弾かれるんですね。私も最近、たまにエレクトーンやサックスを演奏していて。実は一周忌にファミリーコンサートができたらいいな、なんてぼんやり思ってるんですよ」と返信しました。
すると、驚いたことにその先生は「コンサートされるんですか?出ます~!」と返事をくれました。「見に行きます!」ではなく、「出ます!」と。予想を超えた返信に、思わず笑ってしまいましたが、「え、本当に出てくれるんですか?まだ私の妄想段階なので…」と返しました。すると、「〇〇さん(私)がやるって決めたら、きっと実現しますよ。やると決まったら連絡くださいね」と力強い言葉が返ってきました。
その言葉を読んで、「そうか、私がやるって決めたら、実現するのか」と心が動きました。先生の一言が、私の中に小さな灯をともしてくれたのです。
それから子どもたちに、一周忌について相談してみました。
「子どもたちは「コンサートって何するの?歌うの?」と戸惑った様子。コンサートの概念がまだピンと来ていないみたいでした。私は吹奏楽部の顧問をしていたし、社会人になってからも吹奏楽団で演奏を続けていたので、コンサートの雰囲気や裏方の仕事もわかるけれど、子どもたちには新しい経験です。
押し付けになってはいけないと考えながらも、やれるもんならやりたいなぁ、というのが、その時の私の正直な気持ちでした。
さて、どうしましょうか・・・。