死別を経験した私だからこそ、確信して言えることがあります。それは、「みんなありのままでいい」ということです。
夫に戻ってきてほしい、すべてが夢であってほしいと願ったことは、一度や二度ではありません。そして、戻ってきてほしい夫は、ありのままの彼であってほしいのです。もっとハンサムに、もっと素敵に変身した姿ではなく、私が知っているあのままの彼。
人には誰しも長所も短所もあり、できることもできないこともあります。それでも、そのままの姿で戻ってきてほしいと願うことは、人間誰しも「ありのままでいい」ということを物語っています。欠点があっても、完璧でなくても、ありのままの自分が本当の自分で、それが一番いいのだと気づきました。
「死んだらみんないい人」という言葉を耳にしたことがありますが、そうではなく、
生きているときからみんな「いい人」であり、
「ありのままでいい人」
なんです。
死別を経験した今、私自身も、完璧主義や頑張りすぎる自分を手放し、もっと軽やかに生きていこうと思います。ありのままでいいと、自分に優しくしながら、これからの人生を歩んでいくつもりです。夫の死を通して、完璧を求めるより、欠けた部分も含めて自分自身を受け入れる大切さを学んだ今、もっと自由に、そして穏やかに生きていきたいと思います。