こんにちは。玲です。

 

今日は有名なシットコムであるフルハウス/Full Houseについて。

 

かつて日本でも放送されていたフルハウス、

妻を亡くしたダニー/Danny Tannerが友人のジョーイ/Joey、

義理の弟のジェシー/Jessyとともに、3人の娘であるDJ、ステファニー/Stephany、ミシェル/Michelleを育てていく

ホームコメディです。

 

 

1987年からアメリカで始まったこのドラマ、1995年にかけて8つのシーズン、192話が制作されました。

そして、Netflixでは2016年から、スピンオフシリーズのフラーハウスが公開されています。

 

 

このフルハウスですが、いろいろな方が言っているように、

英語学習に最適だと思います。

今日は、私がフルハウスを英語学習に最適だと思う理由をプレゼンしたいと思います。

 

①何と言ってもわかりやすいこと

ドラマの好みがあるにしても、フルハウスはストーリーが明快で分かりやすいことが特徴です。

 

収録中のお客さんの笑い声が入っていることもあり、

「ここが笑いどころだよ」と教えてくれますし、

コメディだけあって俳優さんたちの動きや表情も大げさです。

 

私はNetflixを使って英語音声/英語字幕で見ているのですが、

分からない単語があってもなんとなく意味が取れればOKということにしています。

 

分からないことってやっぱりストレスになりますから、

なんとなく分かった気になれるのってすごく大切です。

ドラマを見てるんだからリラックスして楽しく過ごしたいですしね。

 

②1話25分程度であること。

2つ目の理由は1話が短いこと!

 

フルハウスは1話25分以内に終了します。

イントロとエンディングを抜いておそらく20分くらいです。

通勤やお風呂の間に見れちゃう手軽さがフルハウスの良いところ!

 

さらに、基本的には1話完結のストーリーなので間が空いてしまっても安心です。

 

私は基本的に面倒くさがりなので、ずっと見てるとたまに飽きちゃって別のことがしたくなるんですよね。

久しぶりにSHERLOCK見ようかな、とかね。

 

そういった飽き性な方が陥りがちなのが、

前回までのストーリーを忘れること。

「これ誰だっけ?」

「よく覚えてないし、見直すのは面倒だし、見るのやめちゃえ」

みたいなことです。

 

ホームドラマなので、ほとんどつながりはないですし、

1話1話に笑いどころや感動するポイントが埋め込まれているので

週に1回、月に1回、1話だけ見ても話が理解できます。

もちろん、前回の話を覚えていた方が笑えることもあるのですが。

 

③子供たちの英語レベルに合わせて成長できること。

最後のポイントは3姉妹英語レベルについて。

 

末っ子ミシェルは初登場時生後9か月の赤ちゃんです。
完全に話すこともできない状態から、シーズンを経るにつれて、
悪知恵が働くようになり、父親に怒られて文句を言うようになり…

どんどん成長していきます。

 

長女のDJは初登場時10歳、ステファニーは5歳。

彼女たちが小学校やハイスクールに通うにつれて、

使う語句もどんどん多様に、大人っぽく、論理的になっていきます。

 

自分の英語力に合わせて、ミシェルのセリフだけ、ステファニーやDJの英語まで分かればいいや、とゴールを決めると勉強しやすいと思います。

 

 

 

私の勉強方法はフルハウスを見るだけ!

英語音声/英語字幕で見てみて、気になったフレーズや単語があれば調べてみる。

まずは楽しく続けることが大切です!

 

現在シーズン6のエピソード17まで来ました。

余裕があったらフルハウスのエピソード別の投稿も始めたいと思います。

 

それでは。

 

玲/Ray

こんにちは。玲です。

 

今日は2017年本屋大賞と直木賞受賞作品である、

恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』についてです。

 

 

2年が経って、待ちに待った文庫化が実現しました。

 

芳ヶ江で行われる国際ピアノコンクール。

フランスで養蜂家の父とピアノを持たずに移動生活を送っている少年風間塵、かつて天才少女としてデビューするも母の死をきっかけに舞台から逃げ出した栄伝亜夜、ジュリアード音楽院に通う若き天才のマサル・カルロス、楽器店勤務でこれを最後のコンクールと決めた高島明石。

コンクールのエントリーから予選を経て本選までの闘いを描いた作品。

 

 

私自身、幼い頃ピアノを習っていた経験があります。

おそらく5歳くらいから8歳くらいまででしょうか。

 

ありがちなことですが練習が好きではなかったのでやめてしまったんです。

幼馴染もピアノをやっていて、彼女たちの方が上手かったのもやめる原因になったひとつかもしれません。

彼女たちは本当にピアノが好きだったからこそ続けられたのだと思いますが。

 

 

この物語は、ピアノが好きでたまらない人たちの物語です。

好きなんて言葉ではきっと言い表せないくらいに、生活の一部になっている人たち。

 

この本を読んでいると、ピアノが聴きたくなります。

ピアノを演奏したくなります。

作曲家が残した譜面から読み取れる、彼らの演奏からわかる、

色々な景色で頭の中がいっぱいになります。

 

星が流れる様子、

緑いっぱいの原っぱの上、

真っ青な空の下でさわやかに吹く風。

大きく古いけれど、丁寧に扱われているお屋敷や

青々と光る桑畑。

 

色々な景色が見えて、頭の中がぱちぱちとスパークするような気持になります。

何か始めなきゃ、動きださなきゃ、世界はこんなにきれいなものであふれているのだから。

 

 

 

玲/Ray

こんにちは。玲です。

 

本日は大崎梢さんの『宝の地図をみつけたら』についてです。

 

 

晶良と伯斗は、幼い頃祖母の思い出話を聞き、古い手書きの地図を見つけたことから、隠された村とそこに隠された埋蔵金を探していました。

伯斗の上京によって疎遠になった2人。ある日突然、伯斗は晶良の前に姿を現し、ヤバい奴らに埋蔵金を狙われているから宝探しを再開しようと持ち掛けます。隠し里探しを再開した2人ですが、その後晶良は伯斗と連絡が取れなくなってしまいます。
 
 
自分たちが幼い頃から狙っていた埋蔵金を狙うやつらがいる、先に探さなきゃ!という王道ストーリーなのですが、最初からすっかり騙され、埋蔵金を狙う暴力団って可愛いな、と思っていました。
もちろん、暴力団が狙っているのは埋蔵金ではなかったのですが。
 
埋蔵金とか隠し里ってわくわくしますよね。
山の中にあって、誰にも見つかっていない場所。かつて誰かがそこに住んでいたけれど、もう忘れられてしまった場所。
中学生、高校生くらいで読めばよりわくわくしそうな感じです。

 

それでは。

 

 

玲/Ray

今話題の小説を読みました。

瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』です。

 

 

今年の本屋大賞受賞で一躍話題になりましたね。

今日図書館に行ってきたのですが、瀬尾まいこさんの本は1冊もありませんでした。

 

このブログからもわかるように、私は瀬尾まいこさんの本が大好きなので、今回の受賞は本当に嬉しいです。

たくさんの方が瀬尾まいこさんの本を読んで好きになってくれたら嬉しいです。

 

今回の『そして、バトンは渡された』は、本当に特別な本です。

 

本棚のスペースの関係で単行本は買わないと決めているのですが、本屋でついつい立ち読みしてしまい我慢できずに購入してしまいました。

 

主人公の優子には2人の母と3人の父がいます。

幼いころ産みの母親を交通事故で亡くした優子。小学3年生で

父親が再婚し、2人目の母である梨花さんといっしょに暮らし始めます。
その後、父親のブラジル転勤に伴い、父親と梨花さんは離婚。
優子は日本で梨花さんと暮らすことを選択します。
その後、梨花さんの繰り返す再婚と離婚によって、新たに2人の父親が加わります。泉ヶ原さんと森宮さんです。
親が変わっていくなかで、主人公の生活が変わっていき、親の生活も変わっていく。
優子が旅立つ日までを描いた物語です。
 
あらすじだけ見ると複雑な家庭環境ですが、優子はそれに関して悩みを感じたことがありませんでした。
 
ブラジル転勤後も幾度となく手紙を送り続けた、実の父である水戸さん。主人公を幸せにするために一生懸命だった梨花さん大きい家に住んで、ピアノを習わせてくれた泉ヶ原さん、東大卒で一流企業に勤めてて、理屈っぽいのに抜けている森宮さん。
優子の親である誰もが、優子のことを本当に愛していることが分かります。
 
優子の高校卒業の日に、先生がくれた手紙に、
「あなたみたいに親にたくさんの愛情を注がれている人はなかなかいない」とあります。
高校時代の親は森宮さんのことを指しているのですが、
この描写の指しているのは、親全員のことだと感じます。
 
もちろん、優子が親たちのことを愛しているからこそ、
親たちも優子に愛情を注ぐのだとはおもうのですが。
 
それにしても、瀬尾まいこさんは優しい世界を書くのが本当に上手だなと思います。
 
それでは。
 
玲/Ray

こんばんは。玲です。

 

昨日、Netflixにて、『セットアップ:ウソつきは恋の始まり/Set It Up』を見ました。

ロマンティックコメディばかり見ていたので、

ロマンティックコメディばかりがおすすめに上がるようになってきたのです。

 

日本語の字幕がついた予告編が見つけられませんでした…

 

ハーパーとチャーリーはアシスタントとして働いていますが、

いつもそれぞれの上司に振り回されています。

返品したはずのジャケットをもう一度買ってこいと言われたり、

PCを間違えて壊された挙句、

謝りもせずに『俺のを持ってこい』と言われたり。

 

朝から晩まで上司に付きっ切りの生活で、

自分の時間が持てずにいる2人は、

上司同士が恋人になれば、上司のプライベートな時間が増えて自分たちも早く帰れるのではないかと考えます。

 

2人をエレベーターに閉じ込めて出会わせ、

野球場でキスカム()担当者に袖の下を渡してキスをさせ、

交際がうまくいくようにサポートをしていきますが、

我の強い2人の上司の交際はトラブルばかりに見舞われます。

 

 

こちらもロマンティックコメディNetflixオリジナル作品です。

原題のSet It Upを直訳すると、『お膳立てする』といったようなイメージでしょうか。

それとも『セッティングする』、なのかな。

set upの意味としては、(犯罪を)たくらむ、や(罠を)仕掛けるなんんていうものもあるようです。

 

この映画に出てくるハーパーがとってもかわいくて気に入っています。

 

あとは、おもしろい英語表現として、meet cute を見つけました。

 

初めてこの表現を耳にしたのは、映画『ホリデイ/The Holiday』です。

引退した映画脚本家アーサーが、アーサーとアイリスの出会いを称して以下のように話しています。

 

アーサー:Well, this was some meet cute.

(なかなか、素敵な出会いだったね。)

 

アイリス:Sorry?(えっ?)

 

アーサー:it's how two characters meet in a movie. Say,say, a man and a woman both need something to sleep in and they both go to the same men's pajama department.

(映画の中で2人の登場人物がどう出会うかってことさ。例えば、ある男性とある女性がどちらもパジャマを必要としていて、同じパジャマ売り場に行くんだ。)

 

アイリス:Right.(えぇ。)

 

アーサー:And the man says to the salesman, "I just need bottoms." The woman says, "I just need a top. They look each other, and that's the meet cute.

(そして男性は店員に、「下だけ欲しいんだ」と言い、女性は「上だけ欲しいの」という。彼らは顔を見合わせる。素敵な出会いさ。)

 

今回の映画の中では、ハーパーが上司二人の出会いに関して口にしています。

が、その部分を見つけられず…

見つけたら追加しますね。

 

2019/4/13 映画を見返していたら見つけました。

アシスタントの2人が上司をどのように出会わせるかを考えているシーンですね。

2人のセリフとNetflixの字幕って少し言い回しが違うようです。

 

ハーパー:We need a meet cute. Like, every great romance has a meet cute. Like getting stuck in am elevetor or something, but...

(素敵な出会いが必要よ。だって、良いロマンスには素敵な出会いがつきものでしょ。例えばエレベーターに閉じ込められるとか、だけど...)

 

チャーリー:Why don't we just get them stuck in an elevetor?

(じゃあエレベーターに閉じ込めちゃえばいいんじゃない?)

 

ハーパー:How would we do that?(どうやって?)

 

 

ストーリーとは関係のないポイントですが、

こちらの映画Netflixオリジナルのため、

通行人規制が少し甘い部分があります。

最後のシーンなんかは通行人がカメラの方を気にしているのがよくわかり、

なんだかおもしろい気持ちになりますよ。

 

やっぱり、ロマンティックコメディは王道なだけあって、
どの作品を見ても元気がもらえます。
 
それでは。

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玲/Ray