眠っている体を起こしてあげるのです。
歌を歌おうと思わなかったら決して
目覚めることはなかったであろう体の深いところ。
おなかの奥。
喉の奥。
横隔膜。
顔の表情筋。
余計な力が入らずに、
すーっと声が通り抜けるとき
あなたはもっともっと誰かの心に
響かせられるんだよ。
この世界で、たったひとつしかない楽器。
あなたしか持っていない楽器。
時間がかかるんだと思うよ。
まだまだ道は険しいんだと思うよ。
でもね、きっと。
あなたの歌を待っている人がいる。
惜しげなく、
たった一つの楽器を磨いていけばいいんじゃないかな。
嬉しい、
気持ちいい、
楽しい、
その気持ちを大事にしていけばいいんじゃないかな。