伝説の治療家が語る心・体・生命 について
今日は本の紹介をしたい。
オステオパシーをご存知だろうか。
AIによるオステオパシーの説明は下記の通りである。
アンドリュー・テイラー・スティル博士によって創始された、身体の構造と機能の相互関係に着目し、自己の自然治癒力を最大限に引き出すことで心身の健康を取り戻す徒手医学です。身体のあらゆる器官(筋骨格系、循環器系、神経系、リンパ系など)を手技によって調整し、局所だけでなく全身をひとつのユニットとして捉え、症状の原因を特定して根本的に改善することを目指します。
木を見て森を見ずの西洋医学とは違い、森全体を見渡して悪くなった木の原因を探るのがオステオパシーだ。
私は『いのちの輝き』という本を読むまで、オステオパシーのことを全く知らなかった。
一時私は様々な健康関連の本を読み漁っていた。
主に自然治癒に関する本ばかりだが、その中のアンドルー・ワイル著「癒す心、治る力」でロバート・フルフォード 博士のことが書かれていた。
その彼が『いのちの輝き』の著者であり、オステオパシーの名医だ。
読書中はもちろんだが、読了後も胸がいっぱいになり心が震えた。
文章から滲み出る博士の人柄が、ブックカバーの裏に写る博士の顔と見事に重なった。
この本は、私にとって一生のバイブル本だと確信できる。
本の帯には吉本ばななさんが「私はこの本を何回読み返しただろう?何人にすすめただろう?」と書いている。
私もこの本を何度も何度も読み返しているし、この先も何度も読み返すだろう。
何度読んでも「あっ、そうだった」と反省ばかりを繰り返している自分が情けない時もある。
この本を読み、オステオパシーを受けてみたいと思った人は多いのではないだろうか。
手技を身に付けるための訓練法を知って、驚くばかりだ。
本当にすごい。
日本ではオステオパシーは医療行為としては認められておらず、国家資格でもない。
アメリカでは、医師資格であるM.D(ドクター・オブ・メディスン)同様に、D.O(ドクター・オブ・オステオパシー)という医師資格がある。
ヨーロッパでは、医師資格はないが専門家の資格としてD.O(ディプロマ・オブ・オステオパシー)という略称がある。
同じD.Oで紛らわしい。
千葉に住んでいた頃、フランスでD.Oの資格を取られた先生を見つけて施術してもらったことがある。
先生は、日本のオステオパシーの学校で講師もされている方だった。
初めて受けてみた感想は、リラクゼーションサロンのような印象。
整体のように体を揉んだり押したりするわけでもなく「一体何をやっているんだろう」と思ったりもした。
でも気持ちよく、ただ身を任せていたら終わっていた。
体が軽くなった実感は確かにあった。
しばらく通うつもりで次の予約を入れたのだが、別に通わなくてもいいよ的な空気が漂った。
先生は高齢で穏やかな方。
口数も少ない方で、直接言われなかったものの、会話の中でそういう雰囲気が漂っていたのを察した(笑)
片道車で約1時間なこともあり、次の予約で通うのをやめた。
だが、機会があればまたオステオパシーを受けてみたい。
できれば、アメリカの伝統的な手技を行うD.Oの医師資格を持った方に、、、
改めて本を見ると本の帯にはこんなことも書かれている。
「伝説の治療家が初めて語る、心、体、生命について」
フルフォード博士は、西洋医学に見捨てられた人、西洋医学ではわからなかった原因不明の症状で途方に暮れている人たちを大勢救ってきた。
高齢になり治療をするのは児童のみとなったが、90歳を過ぎてなお、オステオパシーの指導もされていた。
この本は、ただ彼の奇跡の治療の数々が書かれてあるだけの本ではない。
何十年にも渡り、数えきれない人数の患者を診てきたからこそわかる、人間の心と体と生命についての神秘が書かれている。
そして「本当に生きる」とはどういう意味なのかがわかる本である。
本当に、一人でも多くの人に読んでほしい本だ。
ところで余談であるが、今回記事を書きながらふと思ったことがある。
オステオパシーの手技は、野口整体の愉気に似ているのではないか。
〝手当て〟という言葉がある。
人間は、怪我をしたり病気になったりしたとき、無意識に痛む場所に手を当てたりさすったりする。
気休めのように見えて、案外この行為が、痛みを和らげたり、安心感を与えたりする効果がある。
つまり、人間は誰もが治療家になれるということなのだ。
自身の気を養うにはどうすれば良いのか、、、
ぜひ『いのちの輝き』を読んでほしい。
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