妄想タイム(休日ストーリー)
今日はデートの日なんだけど雨模様なので、部屋でゆっくりするプランに変更
ホントは楽しいはずなのに、生理前の私はコントロールが効かず、機嫌が悪い
彼が来る前に知らせておくか…
『もしもし、正門くん、あのね…今日、私、不機嫌な日なの』
口から出た言葉は正直すぎて、我ながら引いた
【分かりました、体調は平気ですか?】
うん、元気
【なら、部屋に向かいます】
『良いけど、優しく出来ないかもよ』
【その分、俺が優しくしますから、待っといてください】
スーパーの袋を提げて、やってきた正門くん
濡れているのは雨のせい?汗のせい?
ササッとシャワー浴びておいでと声をかけながら浴室に向かうと、彼は大人しく私の後をテクテク着いてきた
Tシャツ、洗っておこうか?あ、パンツも、と言うと
【パンツ洗われたら、替えが無い…】
『スエットのズボン履いておけば、ノーパンでもイイっしょ?』
【あ、そうですね!!】
若干手荒な提案だったが、彼はあっさり受け入れて、風呂場に入っていった
シャワーの音を聞きながら、私は洗濯機のボタンを押す
彼が調達した食材たちを、テーブルに並べてみた
ほーん、なんか作るつもりか
おまけにプリンやゼリーもある
【お腹減ってます?】
『今はプリンの気分』
彼は、飲み物を手にして私の横に座った
無言でプリンを食べていると、覗き込んできた正門くん
『一口欲しいの?』と尋ねたが、彼はまだ同じ姿勢のまま
『もー。なんだよ…』
小声で思わず出てしまったイラ立ち
【○○さんは、固いほうが好きなん?】
ふへ?
【プリンの話やで、なんやと思ったん?(笑)】
私がイラついても、この人は意に介さない人なんだな
『基本は固めのプリンが好きだけど、たまに柔らかいのも食べたくなるかな』
【うーわっ、浮気性!!(笑)そういえば○○さんって、本当はゆっくり喋る人なんですよね、イイ感じです】
ふーん、と少しだけツンな私が出た
【じゃあ、そろそろ】
正門くんが立ち上がったので目で追うと、キッチンでゴソゴソしだした
このまま眺めてようかな
少し手伝おうかな
ぼんやり考えているうちに、私はソファで寝てしまったようだ
目覚める直前に、手に感触があった、なんだろ、タオルケットでも掴んでるのかな?
正門くんがソファの下に座っていて、目があった
