ちょこっと妄想タイム(ショートストーリー)


パンの話はこちら 


久々に彼と土日のスケジュールが合って、時間を一緒に過ごせることになった


正門くんとフレッシュネスバーガーの前で待ち合わせ


【こんな場所にあったなんて、知らんかったです】


『ちょっと奥まってる場所だよね』


『急に食べたくなってさ、付き合ってもらってありがとね』


【俺も好きやから、ハンバーガー♪】


実を言うと、バーガー類を食べるのが下手な私


垂らしたり、中身がこぼしたり、何故かキレイに食べられないんだよな(^_^;)


恥ずかしいとこ、見せるかも知れないけど


それでもかぶり付きたい欲求が勝る日、あるよね



私が食べたくて、わざわざ来てもらったから奢ろうと思っていたら、正門くんが払ってくれちゃった


【めっちゃ美味しいですね、はまりそうやわー】


機嫌良く、ホッペ膨らませて食べてる彼


なんだろ、この生き物、可愛すぎる(笑)



少しすると、彼が立ち上がった


紙ナプキンを手に、戻ってきた


【付いてる】

【意外と、ワンパクに食べるんやな(笑)(笑)】


と言いながら、私の口元をニコニコしながら拭いてくれた


形勢逆転

まるでお父さんと小学生の娘のよう


嬉しいけど、恥ずかしい



『ゴメンね、わざわざ(^_^;)なんでだろ、ついつい、一口が大きくなるのかな…』


【気持ち分かります、俺も気付かないうちに、こぼしてちゃってるし(笑)】



【覚えてます?一番最初に部屋でパン食べたとき、俺の口にクリーム付いたときのこと】


【あのときのお礼です】


あれね、覚えてるよ、付き合いたてのホッカホカ状態だったもんね



二人して手を汚しながら食べたハンバーガー


下手でも楽しく食べられたハンバーガー


この人となら、長く一緒にいられるかも


と思った、普通の週末の話