妄想タイム



ランチを済ませ、喫煙所から出たところで、エレベーターから降りてきた末澤くんの声がした

まぁよく通る声だこと(^_^;)


チラ見したら、数人の塊が私の方を向いてる

一応社会人だから『お疲れさまです』と少し会釈をし、通り過ぎようとしたけど、視線を感じる

ん?
藤ヶ谷くんもいる?
なに、この軍団!!

声を掛けてほしい空気が漂っていたので、私は仕方なく言葉を発した

『あの、何か?』

【藤ヶ谷くんから聞きましたよ、以前同じ会社だったって。これも何かの縁ですから飲みに行きましょうよ】

誰だっけな、この無駄に声の大きな人

胸に下がってるIDカードを確認するために、不意に彼に近づいた

『あ、末澤がいつもお世話になってます、せっかくのお誘いですが、他の女性をあたってください、ではここで失礼します』


我ながら思うよ、愛想の加減の極端な人間だな、って(^_^;)

それ以上に、どうも朝から調子が上がらない
気圧のせいなのか、朝からずっとモヤがかかったような感じで、ダルい


そんなときに限って、△△さんと会ってしまった

【この前はどうも、本当にパンツしか履かないんだな(笑)】

この前の食事会で強引にタクシーに乗せようとした人

相手するのも、正直しんどい

【さっきの男4人衆、ここ最近、女性社員に人気らしいぞ、あのメンバーと仲良いなんて、さすがだなぁ】

どうでも良い話は早く切り上げてくれ


あれ、おかしいな、ヤバい(*_*;

お腹がチクチク痛んできた

立っていらんないかも


痛さに耐えられなくなり、△△さんの前でしゃがみこんでしまった

【どした?立てるか?】

あろうことか、苦手な人に抱えられ、医務室に連れて行かれた


横になりさえすれば、痛みは落ち着くはず…

ベッドに倒れ込んだ瞬間に意識が飛んだ


続く