※こちらの記事は以下のネタバレが含まれますご注意ください。
・活動記録(104期1話パート18まで)
・一部スタイルの特訓ボイス
・蓮ノ空2ndライブツアーのセトリ
こちらはパート②になります。前回のブログはこちらです。
お待たせしました。前回あれだけ豪語した割にはご期待に沿えるようなものをお出しできた自信がないです。
ここで話の途中ですが、蓮ノ空のこと好き好きワイバーンです。スリーズブーケがカバーしたらすごいことが起こりそうな楽曲を発表します。
花雪 / smileY inc.
ハナヤマタという10年前のアニメのエンディング主題歌なのでご存じない方も多いと思われます。オープニング主題歌はとても有名です。
個人的にはこの曲にもスポットライトが当たってほしいところです。アニメを12話まで観て、この楽曲をフルで聴いてください。さすればこの曲のすばらしさを理解できるでしょう。
この曲がスリーズブーケと相性がいいと考えた理由はその歌詞との絶大な親和性にあります。ここでは一例を挙げるにとどめますが、「お手を拝借、この度は私が支えるよ」は花帆目線でも梢目線でも(おそらく吟子視点でも)、異なる文脈で成立します。私は103期活動記録1話の時点でこのアイデアが降ってきて、15話で確信へと変わりました。
それに加えて、この作品の主人公、関谷なるは「輝きたい」からよさこいを始めました。日野下花帆がスクールアイドルを始めた理由は「花咲きたい」からでしたね。あとはもうおわかりですね……?
(ちなみに、ハナヤマタの原作者の浜弓場双先生は蓮ノ空のこと好き好きクラブの一員です。Xに瑠璃乃のイラストをよく上げられています)
雑談はここまで。
ここからは個人的ハイライトに移ります。時系列は前後しますが、前回が②で力尽きたので③から。
③ユニット初期曲(水彩世界 / AWOKE / ド!ド!ド!)
異次元フェス後、1日1話+Fes×LIVEのペースで活動記録を追っていく中で13話と18話を観てAWOKEを浴びたくなり、15話と18話を観て水彩世界を浴びたくなり、17話と18話を観てド!ド!ド!を浴びたくなりました。ユニット甲子園の1日目が当たらなかったのでもう二度とチャンスがないと思っていました。
いいですよね、初期曲って。ずっと歌い継がれている曲なので、歌唱することに対する意味付けが変わったり、振り付けや歌い方に見られる微妙な、些細な変化が私はすごく好きです。
その理論でいくとDream Believers、On your mark、永遠のEuphoriaなんかもめっちゃ好きです。
④Link to the FUTURE
異次元フェスをきっかけにリンクラを始めたので、初めて見たFes×LIVEで出会ったのがこの楽曲になります。言ってしまえば親みたいなものです。
先の通信量レイドではドロップ素材がおいしくていい思いをさせてもらいましたが、当人たちにとっては北陸大会出場と全国大会への切符が係った正念場だったでしょう。
ユニットごとという伝統を部分的に崩す決断に対しては、ネット上でごくわずかですが物議があったことも記憶しています。そういう方にはぜひLttF花帆と瑠璃乃の特訓ボイスを聴いてほしいです(LttFさやか未所持民)。
繋がる力、蓮ノ空だからこそ形にできたのだと思います。こうやって伝統曲って生まれるんですね……
ここからは、演出の話をしましょう。配信だとわかりづらかったと思いますが、曲が始まる直前、ステージ上部からベールが降りてきました。これが大げさですがオーロラみたいで綺麗で、ここで私は優勝を確信しました。
そこからはご存じ、サビ前特殊インスト→(高速着替え開始)→これまでを振り返るダイジェスト映像→ベールがはけてLttFのあの衣装になってサビに入ります。
演出に関して素人の私から見ると、からくりが全く理解できず、一体どうやって実現したんだんだという感じです。ただ一つ確かに言えることはとてつもない執念を感じたということです。
幕張メッセが会場に選ばれた数ある理由の1つに、これをやるためというのもあるのではないかと考えています(もちろんキャパとかその他いろいろ事情はあると思います)
⑤抱きしめる花びら
103期活動記録18話と3月度Fes×LIVEは涙なしには見られませんでした。第二音楽堂(八重咲ステージ)は設備がガチ仕様なので総工費だとかメタいことを考えるのは野暮というものでしょう。慈を襲った悲劇が二度と起こらないよう広いステージにしたという話が出てきた時には思わず叫んでしまいました。
ライブではFes×LIVEと大きく異なる演出が待ち構えていました。まず綴理の歌いだしから102期にスポットライトが当たり、その後103期を含めた6人にスポットライトが当たり、その手は一輪の花。花は102期から103期に託され、103期がそれを花束に挿すという一連の動き全てが実在性を伴っていてとても良かったです。
そしてラスサビの緑→ピンクの色変えにご協力をくだった皆様ありがとうございました。観客席から見ていて綺麗でした。
沙知先輩、あなたがくれたツバサですよ…………150点で収まるものか。
⑥DEEPNESS(6人ver.)
完全にノーマークでした。これは大サプライズです。
実はユニット甲子園の時に「いつか実質オリメンである慈も交えて、何ならいっそのこと瑠璃乃の入れた6人で歌えたらいいなー」と考えていたところでした。
これをブログに書かず、誰にも言うことなく心に秘めていたのは、この曲がトラウマから解き放たれるきっかけを作った103期活動記録8話とその周りのWith×MEETSを重く受け止めていたことと、振り付けを変えるのが大変そうだと思ったためです。
またこの6人のDEEPNESSには元ネタがあるようで、flowersというコミカライズがあることも知ることができました。
前回書き忘れてしまったことをここに書きます。
ライブ全体を通して、特に瑠璃乃とかんかんから誰一人取り残さずに楽しませるという強い意志を感じました。
実際、本当に楽しかったです。私はこのライブに現地参加できたことを誇りに思います。
ユニット曲やシャッフルユニットに触れる余裕がありませんでしたが、全部良かったです。
【最後に】
ある程度時間が経ったことで、私がこれほどまでに執筆に苦戦した理由について、ようやく言語化できるようになりました。
皆さんは小学校や中学や高校を卒業した直後に、それまでを振り返ろうとしたり、思い出に浸ろうとした時に、頭が痛くなるというか、溢れてくる思い出に対してセンチメンタルになって心の奥底に押し込もうとしてしまうような経験をしたことはございますでしょうか。
(※私はこれを、卒業式シンドロームと呼んでいます。有識者の皆さま、もし精神医学的な知見での正式名称をご存じでしたらコメントでお教えください)
蓮2nd千葉で私が経験したものは、まさしくそれでした。これの影響でアーカイブをなかなか観られず、ずるずると引きずってしまいました。
103期の集大成のライブということは、大きな節目であり、つまりそういうことです。103期活動記録全18話通して、蓮ノ空の生徒の目線で花帆たちの入学から沙知先輩の卒業までを追体験したことで、追い始めてわずか4ヶ月と少ししか経っていないのにも関わらず上記のような状態になっているということからも、ストーリーの影響力の大きさが伺えます。
これは蓮ノ空のリアルタイム連動の大きな魅力でもあり恐ろしさでもあるのだと思いました。
変化は時に恐怖を与えます。それは仕方のないことです。人間だって生き物だもの。生き物はみな(例えば飼い始めた猫も)環境の変化に戸惑います。それは我々ホモサピエンスとて例外ではないのです。
私の場合は104期が入ってきて徒町と姫芽は割とすんなり受け入れられました(※これには個人差があります)。
吟子は活動記録1話のおかげで解像度が爆上がりしている途中です。
こんなことを言いつつも、2ndでは104期生の色を事前にセットしたペンライト準備して行くくらいには愛着が湧いてきています。今後の展開が楽しみです。
感想記事は以上となります。ここまでご覧くださりありがとうございました。
バイめぐ~