Cooke Speedpanchro 40mm Meets SONY α7R 勝手にレビュー  | シネレンズとオールドレンズで遊ぶ!

シネレンズとオールドレンズで遊ぶ!

カメラマンヨッピーのブログ。シネレンズやオールドレンズなどのマニュアルフォーカスレンズをミラーレスカメラに装着して遊び、試写を載せていきます。カメラ界でまことしやかに語られているうわさも再考察していきます。

α7Rが発売になりました。


たまたま街頭でデモをやっていたのでいろいろ試してみました。


まずはこちら


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パンクロつけちゃいました。見た目の相性バッチリです!


もちろん変換アダプターによる使用も想定内らしく不都合はありませんでした。


今回α7Rを使ってみて一番驚いたのは操作系


NEX-7ではかなりがっかりだった操作系も見違えるほど使いやすいです。


カスタムでボタンを設定して行けばさらに使いやすくなると思います。


カメラって感じです!!


液晶も見やすく、EVFも僕の嫌いなチラツキを感じませんでした。


軍艦部の形状もTOPCONのREのようで僕は好きです。


写りはというと・・・まずはフルサイズで


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Panchro 40mm F2だと4隅が若干ケラレます。


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中心部拡大


さすが3600万画素!!


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さらに拡大


凄い!!Panchroの性能を十分引き出しています。


周辺部は甘いです。レンズ特性とテレセントリックによるものだと思います。


APS-Cに切り替えてみました


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ケラレはなくなります。シネレンズ使いには嬉しい機能です!


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中心部拡大


まずまずの写りです。


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さらに拡大。


フルサイズに比べるとやや劣ります。



最短時の描写は


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中心部拡大です。

ヤバイですね!完全に印刷の網点(あみてん)みえてます。


お気づきの方もいるかも知れないですが、ヘリコイドアダプターを使ってダブルヘリコイドにしているので、マイクロ域まで寄れます。


今回7Rの高解像度特性が一番気になっていたのですが、個人的には画像の自然さに驚きました。


NEXなどに見られる不自然な彩度の発色やエッジのシャープ感が無く、リッチな写りです。


流線型が多い一眼レフのデザインの中であえて直線的なデザインを採用したのもポイント高いと思います。


レトロでも無くハイテクでもない感じがずっと飽きの来ない普遍的な質の高さになっていると思います。


40年前のクラッシックレンズともベストマッチです!!


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久々にぐっと来るカメラです。


動画も撮影してみましたが、とてもいい感じでした。


動画もナチュラルでこのカメラの可能性の高さを感じました。


プロの世界もスポーツや報道などの特殊用途以外のカメラはどんどんミラーレス化していく。


そんな未来を予感させてくれるハイクオリティーなカメラでした。