タングステンバンザイ! | シネレンズとオールドレンズで遊ぶ!

シネレンズとオールドレンズで遊ぶ!

カメラマンヨッピーのブログ。シネレンズやオールドレンズなどのマニュアルフォーカスレンズをミラーレスカメラに装着して遊び、試写を載せていきます。カメラ界でまことしやかに語られているうわさも再考察していきます。

最近世の中ではLED、LEDと騒がれている。たしかに省エネだし発熱も少ない。僕も携帯型のLEDライトを買って試してみたが、どうも好きになれない。 理由はわからないが、味気がないしコントラストもきつい。最近ではライブハウスやホールでもLEDとタングステン(通常のライト、裸電球など)のスポットライトが混在していて困ることがある。色味や性格が異なる光が混ざっている場合、どちらかに合わせて妥協せざるを得ないからである。大抵はどうにかこうにかごまかすのであるが、どうしようもない場合もある。LEDの光は生っぽすぎて何か嘘っぽく写る気がする。色気がないというか、味気がないというか・・・。

最近では仕事によってストロボとタングステンを使い分けている。どういった基準で使い分けているかというと、レンズの絞り値である。F2~F5.6位のレンズのボケ味の美味しいところを使いたいときはタングステン。F5.6~F22位に絞り込んでカッチリ撮りたい時はストロボ。なぜ開放付近の時にタングかというと、CCD(CMOS)センサーとの相性がいいからだ。感覚的な話で恐縮だが、光には質がある。僕は良く光を水にたとえて考えるようにしているのだが、ストロボはさらっとした水、ちょうどミネラルウォーター位である。対してタングステンは少し粘度のある水。ちょうどガムシロップぐらい。ストロボ光で開放値付近の絞りで撮影するとさらっとしすぎていて少し味気ない。タングステンだとこってりしているので、雰囲気がでる。嘘のようだが本当なので、機会があったら試してみて欲しい。じゃあF16もタングでって思われる方も多いと思うが、物理的に難しい。1KwのタングステンでF4だとするとF16では、16Kwのライトが必要になる。さらにこれでライティングを組もうものなら、大騒ぎである。世界の黒澤明ならまだしも僕の撮影では考えられない。(ちなみに黒澤さんは実際にそういう撮影スタイルだったそうです。)ということで絞り込む場合には無難にストロボということになる。僕のお気に入りはSD(写真電機工業)のRIFAライト。折り畳めるソフトボックス式のタングステンライトにして1Kwという高出力を実現している。そして、そのまま使っても美しい光の質感。非常に完成度の高いライトである。最近代理店の関係で直販サイトか直営店でしか手に入らないのだけど、とてもいいライトです。

SDホームページ

先日のSuper-Takumarの写真もSDの1灯ライティングです。



シネレンズとクラシックレンズで遊ぶ!
とても良いライトです。

エコじゃないけどタングステンを使い続けていきたいと思う今日このごろでした。