SuperTakumar50mm 前期8枚玉、後期7枚玉撮り比べ。 | シネレンズとオールドレンズで遊ぶ!

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カメラマンヨッピーのブログ。シネレンズやオールドレンズなどのマニュアルフォーカスレンズをミラーレスカメラに装着して遊び、試写を載せていきます。カメラ界でまことしやかに語られているうわさも再考察していきます。

久々の撮り比べです。
今回はAsahiPentaxのSuperTakumar50mmを中心に撮り比べました。
だいぶ前に55mmF1.8の試写をブログ『このレンズなんでしょう』 でアップしたのですが、それ以来このレンズが気になってしまい調べていくうちに50mmF1.4には前期型と後期型があり前期型は8枚レンズ後期型は7枚レンズであることが分かりました。しかも前期後期でほぼデザインが一緒で微妙な刻印や絞り表示の違いだけで判断するということでした。俄然コレクター魂に火がついてしまい数ヶ月の間いろいろな店を徘徊してやっと手に入れました。見分け方はレンズ前球の周りにある刻印のシリアルナンバーの位置。シリアルナンバーの後にレンズ名が前期型です。加えてフォントが異なります。


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Asahi Opt.のOの形が違うのがわかります。


もうひとつが絞り表記の違いで、まずこちらもフォントが違います。そして絞り値のF2が点で表記されているのが後期。数字で表記されているものにも後期はあるみたいなのでフォントで見るのが正解のようです。


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数字の6の丸みがちがいます。6と6みたいな感じ。


最後に重量が違います。とはいえハカリをもってカメラ屋に行くわけにも行かないので判断基準にはなりません。確認要素です。ちなみに前期型は245gで後期型よりも15g重い。レンズ一枚分の重量差であると思われる。ただうちの後期型はもう少し重たいので個体差があると思われる。


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うちの後期型は少し重いようです。


これらの情報を頼りにレンズの購入に成功し早速撮り比べを実施。
白バックで、タングステンライト(SD RIFA 500W)でとり比べたのであるが結果から言うと、この条件では違いが出なかった。55mmも前後期揃えたのであるが、ぜんぶほぼ一緒でした。自然光で複雑なコンディションを作らないとなかなか違いは出ないようです。でも試写を見ていただければこのレンズのよさが伝わると思います。


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8枚玉です。


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花部分アップ。美しいです。



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ここからは愛嬌です。どんなに拡大してもこのコンディションだとほぼ一緒です。

色みが違うのはレンズの黄変具合によるものです。

7枚玉。後期型です。



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後期型7枚玉。花アップ。


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55mmF1.8前期。ピント面はF1.4に比べ若干シャープになります。

SuperTakumarに限らずいろいろなレンズで同じ現象が起こります。おそらく前玉が小さいため各収差の影響が弱くなるためだと勝手に思っています。


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拡大すると中心のピント感が少しシャープになってるのがわかると思います。


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55mmの後期型は前期より11g重いのですが、理由は不明です。

ご存知の方いらっしゃいましたら、お教授いただけると嬉しいです。


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もはや同じ画像の繰り返しのようです(笑)

ちなみに50mmF1.4のほうは238gと243gで5g違いです。

同じものと思いきや明かりの写り込みや、コーティングの色は違うようで違うレンズ設計っぽいです。

しつこいようですが再度拡大。左右を半分づつ合成してみました。


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僕には違いがわかりません。

もう少しコンディションの悪いところで再度挑戦してみます。