

ここから僕とアリフレックスの格闘が始まりました。
とりあえずネットでレンズ構成を検索。
するととあるサイトにこのレンズはシネプラナーと近いダブルガウスの6枚構成とあった。
中をあけてみるとなるほど見事な4郡6枚のレンズ構成。
初期プラナーとかなり似通ったレンズ構成でした。幸い張り合わせ面に異常はなく曇ったレンズを1枚1枚丁寧に清掃して、組み立てようと思ったら、なんと絞りを触ってしまい、絞りもバラスはめに・・・。
生まれて初めて絞りばらしました・・・。格闘すること5時間やっと絞りの再構築に成功。
無事くみ上げたと思ったら、フランジバックが・・狂ってる。無限遠が出ない。
ということで再度バラシ。このレンズは絞りをはさんで対照に3枚ずつレンズが入ってます。
前球レンズ郡、絞り、後玉レンズ郡が全てねじ込みで構成されているので微妙なねじ込み加減で、バックフォーカスが狂ってしまうのでした。再度絞り全バラのトラブルを乗り越えレンズが元の姿になったのは48時間後のことでした。自分におつかれさまです。
さて早速試写。


だいぶましになったのではないでしょうか?
この時代のダブルガウス(プラナータイプ)の宿命、鏡胴内反射によるコントラス低下に伴うハレ感は愛嬌として、まずまずの写りだと思います。Cine-Xenon25mm f2.0につづきCine-Xenon50mm f2.0も心強い相棒になってくれる気がします。
じゃじゃ馬だけどね(笑)