山口県周南市の緑地公園で捕獲され２匹で保護され、里親さんの元から逃げ出し捕獲を急いだために死んでしまったチビとクロ
野犬と言われていたチビとクロですが、野犬にだって皆んなと同じ心、感情があるのです
当時、緑地公園でチビとクロを生まれた時から見守っていたKさんとガンマンさんと一緒にチビとクロを探しに行きました
その日は運悪くお焚き上げ行事の準備で街が騒々しい日でした。そんな事もあり その日には会えませんでした
仕方ないので1泊して、早朝真っ暗な内にチビとクロが居たという学校へいき
Kさんが名前を呼んでいると、真っ暗なグランドを２匹で先を争うようにしてKさんの元へ駆け寄ってきたのです
(ご飯を食べさせてあげている時にお焚き上げの準備で人がドヤドヤ入ってきたため、逃げ出してしまいました)
前日の聞き込みの時にも、大型量販店の駐車場で２匹が白い車の側を離れず、並んで車を眺めていたという話を聞きました
白い車を見てKさんの車だと思ったのだと思います
その話を聞いてKさんは休みもせず泣きながら探し回ったのです
可哀想なチビとクロの事は
思い出したくないほど苦しい辛い出来事です
でも２匹は身をもって
私たちに野犬たちの事、保護の事、譲渡の事、多くの事を教えてくれました
犠牲になってしまったチビとクロ💧
あなたたちの事を教訓に
これから多くの子達を笑顔にしていきたい❗️
強く思っています❗️
2000の野犬たちを救え！プロジェクトより↓↓↓↓↓
《 小さくても大きな命 》。チビとクロのことを風化させるな！
チビとクロ
静岡行政とトレーナーの捕獲行為の劇薬過多投与で死亡
したのは記憶に新しい。
その謝罪の席が一年前の今日、静岡の福祉センターで行われた。
劇薬を権限のもとで所から持ち出したH所員
私たち救援ボラを不可思議に避け、過信と結果を恐れず
致死量の薬を算段した Sトレーナーは
会談の席で私たちに深く頭を下げ謝罪した。
突発的な症状で予定していた胃洗浄が出来なかったことは
致し方ないとしても、（胃洗浄が出来ないことがあり得る）
ことを留意しての薬物投与と飼い主へ大事な説明や確認を怠ったこと。
そして気になったのは
とにかく捕獲を急ぐ必要性に矛盾があり
同時に危険な捕獲を用いたという県側の言い分も（野犬）だからという安易な捕獲手法を実行する、命を軽んじた発想だ。
狂犬病法令による対応と近隣からの（捕獲依頼）があったとしても劇薬による捕獲は日本全国にある安易な殺処分を隣り合わせにした国 全体の小動物への姿勢を 露呈したのではないだろうか。
産まれたから生きたい
生きたいから 死にたくない
死にたくないから 健気に頑張っている 小さな命
しかも、人間に捨てられたせいで野犬になり
その人間のせいで わずか二才たらずの野犬が苦しみながら
殺される 理由はどこにもない。
お腹を空かせ
フードに入れられた 毒を食べ
仲良しだった二匹の犬が同じ時にもがき苦しみながら
死なされた この事実を反省とか謝罪だけでは許されるものでは
ない。
人間が飼っている飼い犬は大事に扱われ普通 毒入り捕獲は
なされない。
人間が飼っていない野犬は、一般からの捕獲依頼を受け即座に
毒を食べさせ捕獲という祖業があっていいのだろうか
チビとクロは
フードに優しさが入っていると信じて食べたのだ
しかし
そこに入っていたものは 優しさでもなく暖かさでもなく
冷たい冷たい人間からの あまりにも冷酷な（毒）だったのだ・・。
チビとクロが抱き合って亡骸になった
写真を見て行政が心から反省をするのであれば
日本における殺処分をまずは廃止に向けて真摯に目を向けて
頂きたいと 私は声を大にして叫ばずにはいられなかった。
今、一年二か月を経て
あらためて チビとクロの冥福を祈ります。
2000の野犬たちを救え！プロジェクト
注)毒薬とありますが、正確には
ずっと以前に使っていて現在では使用禁止になって、鍵がかかった場所に保管されていた
抗てんかん薬フェノバルビタールを人間の致死量の数倍の量を１匹に与えてしまったそうです
Reiko