行き場をなくした野犬たちを殺処分から救い
心身のケアをして譲渡に繋げるために
一日も早くわんにゃんランドを完成させたいのです
2000の野犬たちを救え!プロジェクトより↓↓↓↓↓
〘 壊れた 心と命 〙
野犬で人馴れしていない
これを一くくりにするのは危険だ。
信じていたのに裏切られた。
好きでも嫌いでもないけど、取り合えず怖い。
人を好きになりたいのに、どうしていいか分からない。
この辺は野犬度50くらいだが
優しくされたことが一度もない。
人から石を投げられたり棒を振りかざされ追いかけられた。
幾度となく命の危険を感じるほどの虐めを受けた。
ここ迄くると、野犬度100に近くなる。
シェルターにいる八割の子は間違いなく後者の方で
人が近づくと四か月世話をしている私にさえ、体を硬直させ
緊張をさせその様は間違いなく〔恐怖〕以外のなにものでもない。
尋常じゃない怖がり方
山口県の野犬を見ていると、この言葉が何度も何度も
口ずさまれる。
幼少期から成犬になるまで、人から優しくされたことがなく
怖い思いだけをして来た犬たち・・
人に心を開く、授ける、受け入れる、この領分を全く
持つことが出来ずに生きて来た結果だとしても
この尋常じゃない怖がり方、そしてその数の多さが逆に尋常じゃない。
せっかく産まれて来た 命
人との共生を望みながら、その人間がこの子たちを
こんなにしてしまったのは、言うまでもない。
この尋常じゃない多くの野犬たちを保護することも大切だが
それは命が助かっただけのことで、心は何も助かっていないのだ。
保護をして心を取り戻させ、そして初めて譲渡に向けて里親を探してあげること。
これは並大抵のことではないが、それほどこの子たちの状況は
並大抵ではないことを肝に銘じたいと思う。
壊れかけた 命
壊れてしまった 心
この二つを救ってこそ、初めて一つの小さな生命を救ったと
言えるのではないだろうか。
シェルターの必要性はだからこそ無限大なのだ。
(写真は全部、別の犬です)
2000の野犬たちを救え!プロジェクト
ganman
Reiko