クリスマスのこの時期に2000pjにあがった
ビー君の記事は、数年前にガンマンさんが
あげた記事です
この投稿を読んで胸を締め付けられ
どれだけ涙したことが！！
でも私たちの涙はこれから何回も出せるのです
ビー君は涙を流すこともできないのです
減ってきているといっても
年間で 5万6千匹の尊い命が処分されているのです
殺された子にとって１度しかない大切な命です
私たちが山口県にわんにゃんランドを
作ることになった原点は殺処分をなくしたい❗️
強い思いからです
殺処分数が多かった山口県では
殆どが野犬です
野犬の成犬は譲渡がとても難しいです
譲渡されても、心開くのに時間がかかり
逃げてしまうことも多いのです
そんな子達を医療にかけおちつくまでシェルターにいてもらう
そんな思いからわんにゃんランドを
一日も早く稼働させたいのです
2000の野犬たちを救え！プロジェクトより↓↓↓↓↓
〘 ビー君の最後のクリスマス 〙（再アップ）
世間がクリスマスだお正月だと賑わい街は煌びやかなイルミネーションで
華やぎその人間社会の優雅と絶頂を誰もが満喫している。
光の陰には暗があり
表の陰には裏がある
私たちは自分本位な幸せだけを追求している
私たちは自分勝手な傲慢だけを膨らませている
人の勝手で年間２０万の犬猫が捨てられ
どれだけの痛ましい涙が
どれだけの尊い命が落とされているのかを私たちは脳裏に焼きつける義務がある・・
凍てつく寒さの冬の日の公園に捨てられた一匹の犬
待っても 待ってもお迎えが来なかったビーグルの男の子
彼に待っていたお迎えはあまりにも切ないセンターの回収車だった。
そして私が千葉センターで収容棟の掃除を終えた頃
ビー君を乗せた回収車がうなりを上げながら入って来た
ここでビー君と一緒にいたボラさんたちとの涙の出会いが融合する。
怯えきった表情のビー君は
運転手に首根っこを掴まえられ無残に収容室に放り込まれる
その場面だけを傍観していただけで周りのボラの人は静まり返りその生々しさに涙ぐむほどだった・・
恐怖と絶望で体が全身痙攣を起こしたかのようにブルブル震えたまだ５才くらいのビーグルの男の子
すがるような目で
永遠までもすがるような目で彼は私たちに近づいてきた
そのときに撮った写真がまさにこれだ・・（一枚目の写真)
信じていた飼い主に裏切られ
怖々しい見知らぬ犬や人がいる収容部屋の冷たい床の上で
殺処分対象という信じられない運命が始まったその瞬間
彼は泣いた・・
止めどない大粒の涙が後から後からほとばしる・・
『ここはどこなの？ ボクはどうなるの？
怖い・・ 怖いよ・・ 悲しいよ・・』
後ろ髪を引かれる思いで帰路に向かいながら
あの涙が目に焼きついて行くのを止めることが出来ないまま
三日目のころ
某団体がビー君を引き出すという情報をもらった。
『良かった！』
この言葉を何回も繰り返し安堵感に包まれていく自分に幸せな感情を覚えるほどだった。
そしてその三日後
その安堵感はこれ以上ない絶望感に変わった
ビー君はあの冷たいセンターの床の上で息を引き取ったという
あまりにも悲痛な知らせ・・
あの大粒の涙は
『ボクはもう長くないんだ・・
それなのにボクは捨てられたんだ・・
だから泣かせて
泣くしか
泣くしか他にすることがないから・・
せめてボクが捨てられてここで最後に生きていたことを見て欲しかった
クリスマスのボクからの最後のお願いだよ・・』
こう訴えていたんだね・・
ビー君はゴミのように捨てられ
そして死に絶え
ゴミの廃棄物と一緒に処理された。
人だけに暖かい家があり
人だけが穏やかな暮らしがあり
人だけがこんな涙を流さないで生きて行ける社会がある。
人間はこの幼気な瞳を泣かせ
社会はこの小さな命を追い討ちのように死なせようとする。
人間の幸せ
社会の発展
これだけが平和への道と決めつけた人間社会
この子たちに、クリスマスなんか ありはしない
あるのは、最後の哀しいクリスマスだけなのだ・・。
ganman
ゴミじゃない💢心のある命なのに💧
