3年前、負傷して彷徨っていたところを福光の家で保護され暮らしていた
大五郎を家族としてお迎えくださる方がみつかりました
大五郎は私たちボランティアの間でも人気者でした
家族の愛情を独り占めして幸せになってほしいです
平山ガンマンさんより↓↓↓↓↓
〘 幸せは苦難の先に 〙
被災地のさすらい犬、大五郎
どこかで捨てられて、被災地にやって来たのか、無人の飯舘村だからわざと捨てられたのか、それは誰にも分からなかった。
三年前
首から血を流しながら一人寂しく被災地を放浪していた
犬がいた。
骨折の古傷なのか、片足を妙に曲げながら歩くその姿は
無人の被災地と同化するように、大五郎はどこまでも悲しく
しかし、それが逞しくも見えた そんな犬だった。
何とか福光の家で保護をして治療した結果
小さくなった首輪が首の肉に三センチも食い込みギロチンのように、肉を刻み血をほ飛ばせ、そのままの状態で長期に渡り
生きて 来たことが分かった。
人がいたから、こんな首にさせられ
人がいないから、その仕打ちとも言える状態を長期に受けて
しまった、大五郎・・
その首の痛みのままに、大五郎は心の痛みとして
人を極端に怖がっていた、大五郎・・
首の傷は塞がったが、心の傷は簡単に塞がることはない。
三年の歳月の中
多くのボラさんが、立ち代わりに優しく散歩に連れ出され
その心の壁は少しずつだが溶けて来た。
そんな大五郎を、ぜひ家族にとこの度、埼玉在住の
Ｓさんが、大五郎を家に迎えて頂いた。
おやじ顔の大五郎が
お茶目な顔をしながら、写った一枚の写真に私は感動する。
傷を負いながら、被災地で一人で頑張った一匹の犬が
人に救われ、人に守られ、そして人に愛され やっと心の傷が
癒えて幸せ行きの門出に立てたことを、心から祝福したいと
思います。
福光の家スタッフ
そして、数えきれないほどの沢山のボラさんたちの
暖かい気持ちと努力が、身も心も傷だらけの一匹の犬を
旅立たせることが出来ました。
本当に、お疲れ様
そして、ありがとうございました。
最後に、大五郎の里親様
どうぞ、大五郎をいつまでも よろしくお願いします。
大五郎
おめでとう！！
福光の家
平山 ガンマン
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最近、福光の家へ行けてなく
大五郎にも会えてなかったので
久しぶりに会いたかったけど、
みんなの幸せへの旅立ちはとても嬉しいです😂
福光の家で保護された頃の大五郎
獣医さんで手当てをしてもらって、しばらく入院してました
この寂しげなお顔がたまらなく可愛い大五郎です
可愛らしい花冠を作ってもらって旅立ちだね
それにしても……似合ってないぞ 笑
Reiko