周南市の野犬たちを見守ってきているボランティアさんたちは
皆さん、助けられなかった命が沢山います
その子達にいつも申し訳ない気持ちでいっぱいです
そう仰います
野犬たちには私たちが想像もできないほどの現実がある事を思い知りました
2000の野犬たちを救え!プロジェクトより↓↓↓↓↓
現地のボランティアさんより
🌿緑地公園便り🌿
写真の三匹。
右前がウー、この子のお母さんがドンをウー達と一緒に育てました。
左前が今はボラ仲間の家で静養中の方耳タレ。
後がカール。
この写真はかなり前に撮ったのですが、並べと呼んだら三匹来て最初は前にカールとウーでしたがタレがカールを後ろに追いやりこのポーズになりました。
カールはこの世に居ません…
二年半前にある地区が犬達に毒を巻くから助けてくださいと匿名の連絡があり、人数で一週間徹夜で緑地公園を張っておりましたが、カールはその時から姿を見せなくなりました。
姿を見せないから探しましたが全く見つからなくて…
それに相棒だったタレが臭いを嗅ぎながら一週間も緑地公園をウロウロしてご飯も食べなくて探してました。
ある日を境にタレはご飯を食べに来ましたが、痩せており寂しそうな顔をしておりました。
私はカールが居ないと察知したのだろうと…
その理由はある山の中でタレがずっと座っておりそこに行くと強い刺激臭がしました。
何かが腐ったような…
今までも探していた犬が死んでた臭いでした。
たぶん、そこでカールは倒れてたのだろうと…
その時の色々な情報で犬が九匹死んでいたと。
既に回収されたと。
その中で一匹のクロッケは死んでるのを見つけて警察呼びましたが…
クロッケも前の日元気だったのに。
タレは一ヶ月間元気がなかったです。
以前はカールと仲良く走り回っていて呼ぶといつも二匹が一緒に来てました。
まるで今のドンとポンみたいに。
カールが土を掘ってパンとかを隠してるのをタレはじっと見ていてカールが土をかけてその場所を離れると直ぐにタレが掘り起こし食べてまた土をかける。
カールが戻ってきてお腹すいたのか土を掘るがご飯は無し。
深く掘るけどご飯は無し。
一生懸命掘る姿をタレは横になってじっと見ていました。
タレは推定七歳半ぐらい。
緑地公園内で仲間が色んな事で居なくなったのをその目で見てきたはずです。
そのタレも二回目の大掛かりな捕獲によって捕まりヨダレを垂らすぐらい恐怖で怯えていました。
今はボラ仲間の家で手厚くしてもらい、仲間が手でご飯を食べさせるぐらいになついてくれました。
たった一頭でも今までに見てきた事でこれだけの話があります。
そんな想いをした犬達かまだたくさん居ます。
飼い主が居なくて世間では野犬と言われようとも、人間と同じように生きてきた証があります。
世間では野犬と言われようとも…
〜☆☆☆〜〜☆☆☆〜〜☆☆☆〜
編集スタッフより
言葉がありません。。。。。
ボランティアさんたちは皆さん、助けられなかった命が沢山あります
その子達にいつも申し訳ない気持ちでいっぱいです
そう仰います
初めて緑地公園に行った時には、こんなに自由に生きている子達、人間と共生できるのではないか?そう思いました。でも緑地公園には厳しい自然、病気や心ない人たち、厳しい現実、敵は沢山いるのです
1日も早く牧場型シェルターを完成させ、この子達を しあわせにしてあげたいと思います‼︎