オーナーの吉田起代子さんが、本業の仕事で留守中でしたが、この日しか私の夏休みをもらえず大阪の次女の所へも行きたかったので、強行突破しました
私たちがシェルターについて直ぐに気になる老犬コーナーへ行きました
そしてユダちゃんに挨拶、でも寝ていたので地下のドッグランで遊んでいる子達の個室の床掃除をしていると、吉田起代子さんから電話がきました
出ると「ユダが亡くなりました」「え?今生きてましたよ」
「心肺停止しているそうです。私は仕事で帰れないので、玲子さん、スタッフと一緒に見送ってください」と頼まれました
心臓が停止してから、スタッフと一緒にユダの体を綺麗に拭きました
まだ温かくもしかして蘇生するのでは?という思いで何度もさすりました
こんなに穏やかな優しい顔のユダちゃん
でもいくら目を閉じさせようとしても閉じることはありませんでした
ユダの亡骸は私たちが泊まっている部屋へ連れて来て
ユダを可愛がっていたミキティーが夜駆けつけて来たので、夜中までお通夜をしました
翌朝、ユダを焼き場へ連れていきました
青岸エネルギーセンターという所へ連れて来ました
実はワンダブルでは犬が死ぬと亡骸をゴミ焼却炉でゴミと一緒に焼いている
という噂が実しやかに流れています
私はそれは仕方のないことだと思っていました
殺処分される子達を救って、残りの犬生を医療にかける、里親さんを探す、里親が見つからない子達はシェルターで出来るだけの事をしてあげる…老犬、障害犬ホームでは沢山の子達が治療の甲斐無く亡くなってしまう。2~3万円かけて火葬するよりも生きている子達にお金をかけるべきだと思うからです
でも今回、ユダちゃんの火葬に立ち会うことが出来ました
ここからの真実をワンダブル二度目の命を誹謗中傷している方たちにしっかりと見て頂きたいのです
一般ゴミと動物焼却の受付は別の所でします
事務所で受付をして¥1050を払い、焼却炉まで連れていきます
ここが犬猫専門の焼却炉が置いてある所です。
ここに着くと、優しそうな職員さんが合掌して出迎えて下さり
焼却炉の前まで運んで下さり
「ゆっくりお別れをしてください」と言ってくださいました
職員さんは焼却炉を開けてます
ユダとお別れしたあと「お願いします」と言うと「ゆっくりお別れしていいんですよ」と職員さんの温かい言葉にまた涙が…
そして合掌してユダの亡骸を犬猫専門の焼却炉へ入れてくれました
扉を閉めると、職員さんが
「ご自分でスイッチを押しますか?」と
なんだか、殺処分のガス室を思い出しお断りしたものの、いやいや、これはユダを荼毘に伏す訳だからしっかりしなくっちゃ!と一緒に行った臼田さんと押しました
押したあと、職員さんから促されて横から焼けている所を見せていただきました
エネルギーセンター、ゴミを焼却してエネルギーに変える
ここへ連れて来ることによってゴミ焼却炉でゴミと一緒に焼いているんだろうと、勘違いされたのでしょうが、
真実はゴミ焼却場にある犬猫専門の焼却炉で手厚く葬られているのです