終戦記念日に思うこと | Lanai Market(ラナイマーケット) -わたしのアトリエから-

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今日、8月15日は終戦記念日ですね
でも私にとっての8月15日は別の意味もあるのです

8年前の8月15日に左乳房を全摘して感染症との戦いの始まりの日
でした
8年前の6月、皆んなが呆れるほど元気印だった私にまさかの乳がん宣告
 
左乳房浸潤癌

浸潤癌と非浸潤とは大きく違います
浸潤癌の文字を見たとき担当医に訊ねました?
「転移はしてないですよね?」
「それはわからない」
「転移してるとしたら何処ですか?」
「転移してるとしたら、リンパか肺か肝臓かな?」
担当医の口からは坦々とそんな恐ろしい言葉が…

同じ時期に飼い犬のシュート君12歳に血管肉腫がみつかり、獣医さん曰く「普通、血管肉腫は見つかって2ヶ月くらいしか生きられません。でもこの子の命は1ヶ月でしょう」でした
自分の病気の事で落ち込んでなんていられませんでした
それから1ヶ月の間、なるべくシュートと一緒に過ごすように努力しました。沢山の娘の友人たちもお別れにきてくれました。

そして私は二泊三日の入院で乳がんの温存手術をうけました
二週間後に、その手術の結果を聞きに病院へ行くと…
主治医からは「約1センチの乳がんでしたがまわりを5センチ予備にとったところ、全て癌でした。これは全摘しか方法はない」
またもやそんな信じがたい恐ろしい言葉が…
でも目の前に死に立ち向かっているシュートをみながら落ち込んでなんていられませんでした

そして、全摘の手術日を決めるために病院へ行く為、シュートを獣医さんに預けた所、獣医さんで1人旅立ってしまいました
7月27日でした

そして8月15日に全摘手術と一時再建(全摘したところにシリコンを入れるため、採った皮膚を膨らます為、バルーン状のものを入れました)
入院していた8月27日、シュートの月命日に病室にシュートの気配がしました。私を心配して来てくれたんだとすぐにわかりました

そして4週間後、奇跡が起きました
全摘した乳房の検査結果を聞きに行くと.主治医から「全摘したものを検査したところ、癌は発見されませんでした」
「は??では全摘する必要はなかったのですか?」
すると主治医は予備に採った物の検査結果の写真をだして「この白いもの全て癌なのです。取らない訳にはいかなかった」と…首を傾げました
「先日死んだ愛犬が持っていってくれたのでしょうか?」
「そういう事かもしれませんね」
癌研の主治医は入院中、朝早くと夜必ず覗いてくださり、手術した日は深夜まで覗いてくださり、よくしてくださったので感謝の気持ちでいっぱいでしたので文句を言えるはずもありません
やはりシュートが持って天国へ旅立ったのだと思います

思えば乳がんが見つかる前にも、ハワイで交通事故にあった時、助手席に乗っていた私はポリスが私が無傷なのはミラクルだ、というほどの事故だったのに無傷で助かりました

乳がんの全摘手術のあと、度重なる奇跡に私は神様に生かされてる事を確信しました

そして生かされてる意味を探してきました

シュートに助けられた私は、犬猫の為になる何かをしていくこと、それが私が生かされてる意味だと思うのです

FBを始めてずっとまえから心を痛めてきた犬猫の殺処分が減ってはいるものの、昨年で17万匹以上いる事、それも毒ガスで殺している事を知りました

暮れに殺処分寸前だったコナを引き取りました
でも私が救えるのはたった一匹です
毎日、毎日、期限を決められた子たちがいて…里親が見つからなければ殺処分…猫に関しては子猫は即日殺処分…という現実を見て胸が張り裂ける思いでいました

そんな折、FBで「殺処分無条件即日廃止の連帯」GShttps://www.facebook.com/groups/664254396950014/
に招待され、リーダーの殺処分に対する気持ちを読んでいる内に、ここで皆んなの力をあわせれば「殺処分廃止」は夢ではない!!と思いGSのメンバーになり「殺処分廃止」のための活動をしていきたいと思っております

他にも福島の危険警戒地区に残された犬たちを引き取り世話をしているシェルター「福光の家」のワンコたちのお世話にも行きたいと思ってます
僭越ではありますが
私は残りの人生、動物の殺処分廃止や動物たちを一匹でも救うことを目的として活動していくつもりです


長文を最後まで読んでくださってありがとうございます


Reiko