福島の飯館村は「計画避難区域」として
住人全員が避難して誰も住んでいない状態です
そこで暮らしていたペットたちは連れ出す事が困難で
殆どのペットたちが残されたままでいます
飼い主さんが餌をやりに通っていたり
ボランティアさんたちが有志で給餌に通ったりして
なんとか生き延びている犬たちは約150匹
猫は推定250匹程いるそうです
殆どの犬は外に繋がれたままで、自由もなく
ひとりぼっちで孤独、飢え、寒さ、暑さと
闘っているのです
人間に比べずっと短い犬生を何時まで続くかわからない
ひとりぼっちで繋がれたままの生活では
あまりにも可哀想だと…
千葉県から毎週 給餌に通っていた
平山がんまんさんという方が
この度、飯館村にシェルターを作りました
2月10日にオープンしたシェルターのお手伝いに
11日行ってきました
7時36分東京駅発の新幹線に乗り
福島駅に9時14分に着くと
友人のTさんと平山ガンマンさんが
迎えにきてくれてました
2日前に降った大雪で壊れたチェーンを
直したあと、飯館村別館向かいました
福島駅から飯館村までは1時間ほど車でかかります
降ったばかりの新雪に埋れた
広いドッグランの向こうに見えるのが
シェルターです
駅からシェルターへ行く途中、
一軒の家に親子犬を救出するために寄りました
車は途中までしか入れず
15分程誰かが歩いて道が出来ている所を選んで進みました
ここのワンちゃんは正面に見える小屋の
右奥に茶色い母犬、
左奥の上の方に黒い息子犬が繋がれています
まずお母さん犬を救出
息子ちゃんを救出
2匹はきっと3年ぶりのお散歩だったのかな?
自由って嬉しいよね?
車で15分位走ってシェルターへ着くと
ご飯を上げてリードをとると…
久々の親子の対面が余程嬉しかったのでしょう
ご飯よりも何よりも2匹でずーっと走りまわってました
そのうち新雪に覆われたドッグランの中も
新雪を蹴散らせて走りまわってました
この日はまだまだ救出が続いたのですが
その模様はまた後ほど…
Reiko