前回の総合病院にて診断ができなかったので
紹介状を書いてもらって大学病院へ行くことに。

ただ、紹介状を書いてもらったと言っても病院の予約は自分でする必要があった。

知らなかった。
大学病院とかいう大きな病院に通うような病気なんてしたことがない、無縁の生活をしていたもんで、紹介状持って病院行けば診てもらえるもんだと思ってた。
そりゃ予約は必要か。


ただ、総合病院の診察が終わった頃にはその日の予約受付が終わっていたので、翌日自分で電話をして予約をすることになったのだが、

その時の自分はそれが大変なのだ。

なにせ見れないのだから。

予約受付の電話番号の書いてある紙を見て、
スマホで電話番号を打って電話をかける。

これが難しいと感じる人生が待ってるとは。
しかも見えなくなって3日目とかで、見えない現実よりも、見れないし痛みがその上をいっていたので
目の不自由なライフハックなんて、私は知らない。

あぁ、もう少し早く総合病院に行ってれば看護師さんにお願いして電話かけてもらうとか、できたのかな、、、、等と考えてた。

翌朝、早く予約の電話をかけないと予約取れないんちゃうかという恐怖心で一睡もできなかった。
なので眼のコンディションは最悪。

深い、深いため息をついて
病院でもらった予約の紙を開き眼を頑張って見開いた。

見えない。見えるんだけども、目玉の中に水面が現れたような感じで、ボヤけてる。

そしてやっばり眩しくて痛い。

でもこれを解読しないと、電話をかけないとこの生活が続いてしまうと考えたら

私に残っている道は、なんとしてでも文字を解読して電話をかける道しかなかった。

寄りすぎて逆に見えにくいんじゃないかくらい紙と目玉の距離を近くして、
痛みに耐えながら見まくった。

番号は普通の文字より太字だし、フォルムもわかりやすかったので何となく解読できた番号をスマホに入力。

2、3回間違えた。

でも繋がった瞬間の達成感ときたらハンパなかった。


一日の始まりでどっと疲れた。

今日はもう、何もできない、なにもしないそう思いながら
布団をかぶって暗闇の中へ。

午前中は陽の光がまぶしくて見えなくて、夜は電気の光が眩しいので

午前中は布団をかぶって強制的に暗くすることでまぶしくないし、痛みも少なかった。
なので布団をかぶったまま、その状態でずっとラジオを聞く日々だった。

ラジオをつけていないと、見れない自分には娯楽がないし、思いつかなかったし、
なにか気を紛らわせてないと
考え込んでしまう気がして

ずっとラジオを大音量でつけていた。

それでも、ふと、何もできないなぁ、自分、て思ってしまう。

次回、大学病院へ向かう。