〇自分の考えや価値観、
判断も相手に委ねてしまう
〇自分が心を許した人とは
常に一緒にいたいと思うだけでなく
実際に一緒にいようとしてしまう
〇普段は言いたいことが言えずに
いるのに、心を許した相手には
かなりわがままを言ってしまう
こういった人間関係になりやすい方
はたしてそれは本当の
友達愛、恋人愛、夫婦愛、
そして親子愛でしょうか?
「だって好きな人とは
同じ考えでいたいし
ずっと一緒に
いたいものではないの?」
確かに好きな相手とは
そういう関係になりたいですよね
でも・・・
気付くと相手が疲れてしまい
その様子をみて心が傷ついたり
裏切られたような気持になって
ショックを受けたり
それが元で相手を信頼できなくなり
一気に距離をとってしまうことがあれば
それって良好な関係が築けている
とはいえないのです
実は、
上記の現象は相手に「依存する人」に
見られる特徴ですが
特にアダルトチルドレンは
「依存」をしてしまいがちなんです
アダルトチルドレンは
幼少期の親との関係で
しっかりと愛情をもらえなかったり
親に甘えることができなかったり…
もらえたとしても
「親の望む良い子でいたら」という
条件を満たしたら愛情や甘えを許される
という環境で育ってきています
いずれにせよ
無条件の愛情をもらったり、
甘えを充分にしてこれなかったため
愛情や甘えが枯渇状態になっているのです
そのため
愛情をくれそうな人に対して
心がぐっと動き、欲するようになり
依存してしまうのです
本来、人間関係は
相手も自分も尊重できることが
望ましいですし、
そのためには適度な距離を
取ることも大事なのですが
愛情や甘えが枯渇状態にある
アダルトチルドレンは
常にもらえて満たされているような
感覚になっていないと
不安になってしまうため
心身共に距離が近いことを望みます
そのため
バランスの取れない人間関係に
なってしまうのです
そんなアダルトチルドレンが
依存をやめるためには、
適度な距離をとることや、
人に頼らないようにすることだけを
やめればよいと思われがちですが
実は違います
何よりもまずは
心の土台を修復して
愛情や甘えの枯渇状態を終わらせること
これが大事です
なぜなら
心の土台が修復できていないと
適度な距離をとったとしても
自分でもコントロールできないような
孤独感や虚無感に襲われて
心の揺れが激しくなってしまうのです
そうすると、
反動からより距離を近づけようとしたり
自暴自棄になって
人との関係を断ち切ってしまう人もいます
なぜなら、
心の土台は自己肯定感のベースに
なっている部分でもあり
人間の思考、感情、行動、
人間関係の築き方、
アイデンティティ(自分らしさ)を
支えているものだからです
心の土台が傷付き、脆い状態だと
プラスの思考、言動にはなりづらく
人付き合いも、自分らしさにおいても
生きづらさを抱えやすくなります
そして
自己肯定感を高めようとしても
なかなか高められないということが
起こるのです
自己肯定感のベースである
心の土台を修復するには
生きづらさを生み出している
ネガティブの種をみつけて
自分の生きづらさ(人に依存する)の
原因を知ること
そして
あなたが生きる理由を、
自分らしく自分のままで生きて良い
ものに書き換える
これが必要になります
アダルトチルドレンは
親から無条件に愛されなかったり、
充分に甘えてきていないため
それらを得るために
自分の気持ちを押し殺して
親の期待に応えたり
親の望むよう子供になろうとします
そうやって自分のことは後回しにして
誰かのために生きてきているので、
自分らしく・自分のために生きる理由を
失くして生きてきているのです
だからこそ
その理由をみつけて書き換えてあげること
そうすると、
心の土台が修復されるため
プラスの思考、言動になり
人付き合いも自分らしさにおいても
充実したものとなります
そして、
相手に依存せずに
自分も相手も大切にした人間関係が
築けるようになりますよ🎵