昔、中国に李書文(りしょぶん)という有名な武道家がいた。八極拳という拳法を学び一撃で相手を死に至らしめてしまうほどの腕を身につけてしまった人物である。

彼の人物像は、今回は触れないでおこうと思うが、彼が何故それほどまでの腕前を身につけたのかということが、今回フォーカスしたいところである。

彼が学んだ八極拳は、基本姿勢を何年も何年もやりそれが出来ないと、技を教えてくれないという教え方をしていた。

それ故に、多くの門下生は早く技を教えて欲しいと文句を言い辞めていく者が後を絶たなかったが、その中で李書文は唯ひたすら疑わず文句を言わず基本姿勢をやり基本の三つの技だけを繰り返し繰り返し訓練し続けた。

その結果は、色々な技を練習していた他の門下の者を、一撃で倒すほどの腕になってしまっていた。

アーチストも毎日基本練習を繰り返しする。

一見面白みのなさそうな基本にこそ奥義が隠されている。

基本が出来た李書文は、奥義を極めてしまった様に基本が出来ると達人になる。

基本と到達は同じものなのだ。

では、人生や命の基本は一体なんだろう?

それは、結婚である。

我々は、結婚から生まれてくる。

命の基本は結婚である。

結婚に全ての基本が隠されている。

マリッジコード。 結婚の暗号。 それがミロス。

この基本が出来なくては、人生が土台から崩れるのは当たり前の事である。

基本がわからなければ、応用はない。

基本がわからなければ、戻ってくるところもわからない。何処に戻ればいいのかわからない。

基本は、結婚。

プラスエネルギーとマイナスエネルギーの結婚で、全く新しいものが創造される。

男性と女性で、子供が産まれる。

エネルギーは、合わさってはじめてパワーを生み出す。

基本馬鹿は、達人と同じ。

先に先に行こうとせず、今に集中すると過去も未来も消える。

某有名アーティストは「今より良く成ろうと、思ったことは一度もない。」と言い切っていました。

今のままの自分を認めた時にパワーは生まれます。




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