いま行われているパリオリンピックでは、開催国のフランスに関連する実に様々な物議が醸し出されている。
その中でも、特に小生の印象に残ったのが開会式のパフォーマンスにあったマリー・アントワネットの一幕。
故人の首を、この世界的スポーツの祭典でさらすパフォーマンスは、純日本人な小生には実に刺激的だった。
欧米では、敗者は死して200年経った後世でもその名誉がけがされる。そりゃあ欧米のスポーツ選手は正々堂々なんか言ってられないわ。
勝者には栄光を。敗者には死と屈辱を。
日本は隣国に恵まれてない、という話をよく聞くが、ヨーロッパ諸国も大変そうである。
オリンピックも残り半分、選手の皆さんにはエールを送りたい。