319.始まりはいつも雪.改訂版(30) | マリンタワー フィリピーナと僕といつも母さん byレイスリー
ワタクシの携帯にワン切りの着信が入りました、レイアです。



折り返し電話すると「イツ クル ピィリピン」といつものように催促です、1ヶ月先に行く事は伝えてありましたが正確なスケジュールが出るまで不安な様子なのでした、ワタクシはレイアに「心配ない、女ない、お金ない」の日本人がフィリピーナに言う言い訳3原則を言って電話を切ります。

今日は久しぶりに梅津君と遊びに行く約束をしていました、梅津君は付き合っていたロシア人が帰ってしまった為にワタクシが行っていたルーマニア人のアンドリアちゃんの店に興味があるようでした、勿論、一軒目は梅津君のご馳走で焼肉屋です、錦糸町にはチェーン店の3百万里という店があり、ここのカルビ.クッパとキムチがワタクシは好物なのでした。


ワタクシ「それでどうだったロシア人は、マグロだったのか、それともカンパチか?」


梅津君「へへ、マグロじゃなかったですけど太平洋にツマヨウジでしたねー。」


ワタクシ「なーるほど、やっぱりサイズが日本人には合わないのかな、それともチミのが相当小さいかだな」


梅津君「へへ、自慢じゃないですが、でかくはないですけどね~、そ、そういえばレイアちゃんはどうしたんですか?」


ワタクシ「一応、来月にフィリピンに行く予定だけど、今はほら‘遠くのフィリピーナより近くのルーマニア,って亀戸のことわざで言うだろ~」

梅津君「あっ、そ、そういえば........そんなの....あっ、ありましたねー」


ワタクシ、梅津君
「ナハ、ナハハハハッ」

まったりとした夜、まったりとした会話を焼肉屋で楽しむ、つける薬のない二人なのでした。


そして、焼肉屋を出て店に向かいます、ワタクシもこの店は3回目、しかしアンドリアちゃんは後一週間で帰ってしまうのです。


アンドリアちゃんが早速隣に座ります、梅津君にはアンドリアちゃんの友達のデブのロリーがつきました。


ワタクシ「もう少しでお別れだね、寂しいなー」

アンドリア「ホントー、クチ ウマイナー」


ワタクシ「そんな事ないよ、君がいないと生きていけないよ~」


アンドリア「じゃあ、ルーマニア来る?」


ワタクシ「ルーマニアは遠いんだよね」


アンドリア「ホラ、クルキ ナイデショ」

痛いところを突かれ会話を変えるワタクシです
「そ、そうだルーマニアには馬いる」


アンドリア「イルワヨ」

ワタクシ「じゃあ、豚わ」


アンドリア「モチロン イルワヨ」


ワタクシ「じゃあカバはいる」


アンドリア「カバ ワ イナイケド バカトカモ ワ イルワヨ タクサン」


ワタクシ「そうかー、ルーマニアにも馬鹿とカモはいるんだー、世界は一つだね」


アンドリア「ドウユウ コト?」
ふと梅津君とデブのロリーを見ると梅津君がロリーの太ったお腹を気持ちよさそうに撫で撫でしているではアリマセンカ、
ワタクシ「梅津君、何やってるの?」


梅津君「ほら、ロリーお腹が出ているんで、僕の子供かなと思って~、へへへへ」


ワタクシ「今日会ったばかりなのに出来るわけないだろ、相変わらずバカタリィだねチミわ」


梅津君「そういえば、そうですね~っ、へへへへ」能天気の王者、梅津君にはさすがのワタクシもついていけないのでありました。


まったりとした夜、まったりとした店、能天気な会話を楽しむまったりとしたワタクシ逹だったので御座います。



次回に続きます。いつもご来店誠にありがとうございます。