226.真夏の街.27 | マリンタワー フィリピーナと僕といつも母さん byレイスリー
今日もパチンコで買ったワタクシです、とはいえ金融機関への借金返済、家に生活費の仕送り、自分の生活費とお金がいくら有っても足りないなく、少し余裕があるとネリーのいる店に行ってしまったワタクシです。



勿論メイに会う為に行くのですが、指名はネリー、場内でアイと変則なのですが、アイは超巨乳と男好きする顔のおかげで人気があり客は途絶えませんでした、この日は早い時間に客が集中する為に遅い時間に行ったワタクシでした、店に着くとアイにはお客がおり別にどーーーでもいいネリーと二人となってしまったのです。


ワタクシ「おい、ネリーお前だいたい客が他になんいるの?」
ワタクシはこのブスでクソババアのネリーに客がいるのかがそもそも不思議でした、
ネリー「イルヨ、ヨニンクライ」


ワタクシ「エ~~~ッ、よっ、4人もいるのー」


ネリー「イルヨー、アタリマエダロウ」


ワタクシ「ひょ、ひょっとして、その4人の方は皆さん目が悪いとかじゃないよな~」


ネリー「オマエ、シツレイダネー!!」


ワタクシ「へー、目が悪いんじゃあないんだ、じゃあ、頭がおかしいとか」


ネリー「アタマガ オカシイノワ オマエダロー!!」


ワタクシ「わかったよ、まさか、お前、年金生活のお年寄りを騙してるんじゃないだろうなー」


ネリー「...............ヨク ワカッタネー、デモ ヒトリダケダヨ」


ワタクシ「あらっ、本当に年金生活者なの~、お前ねー、年寄り騙すなよ」


ネリー「ダッテ、シカタナイジャナイ」
と急に静かになってしまったネリー、その時ネリーの心の声が聞こえた気がしました「騙したくて騙してるんじゃない!!」
風俗業界で働いている以上、ネリーも生きて行く為には客に嘘を突き通さなければならない事もある、ネリーの心の叫びはワタクシの胸にも届いていました、
ワタクシ「まあ、そうだな、あんまり気にするなよ」
そこに客の帰ったアイが現れました、ショートカットが良く似合いロングドレスが似合っているアイ、彼女はワタクシにもたれかかり、ワタクシの方に絶えず目で追いかけるアイ、
ネリー「イイネー、アナタタチ ニアッテルヨ」


ワタクシ「そうか~、いいこと言うねえー、枝豆食べなさいよ」
楽しい時の立つのは早いもので店が最後にかかる音楽が店内に流れます、ワタクシはアイを踊ろうと誘います、あちらこちらから10組ほどのカップルが出てきました


当然、見つめ会うワタクシとアイ、そして、どちらからともなくキッスをします、それは熱い抱擁でした、舌を絡めあう求め合う二人、他のカップルたちは「おい、おい、おい」という感じです、真似してキスしようとして女の子に断られる人もいました、勿論、当時のタレントの多いこの店では客のいる前でディープキッスをするのは禁止でしたが、ワタクシもアイもお構い無しで店にいた30人程の客に見せつけました、店長も舌打ちものでしょう。


5分程の時間だったでしょうか、ダンスも終わりワタクシは
「前のコーヒーショップで待っているから」とアイの耳元でいい、ワタクシはチェックを済ませネリーとアイに送られ店を出ました、そして、その30分後にアイが現れワタクシたちはタクシーで隣街の亀戸のホテルに向かいました、その夜、ワタクシとアイは激しく燃え上がり結ばれ、恋人となったのでした。


いやワタクシは少なくともそう思っていたのです、しかしワタクシとアイの関係に容赦のない黒い雲がかかり始めていたのでした。



次回に続きます、いつもご訪問頂きまして誠に有り難うございます。