ネリー「ネー、オネガイヨー、ドウハンシテヨー、イマカラダト チコクナノヨー」
ワタクシ「お前、鏡みてから頼めよなー、なんでお前みたいなブスと同伴しないと行けないんだよ!」
ネリー「ソンナコト イワナイデヨー、イチマンエン ダスカラ、ネッ」
ワタクシ「えっ、一万出すのか、そ、そうか、そこまで言うなら行ってやるかな~」
ネリー「ジャア、キガエテクルカラ マッテテー」
一万円出すと言う言葉に釣られネリーの勤める店に初めて行くことになったワタクシです、しかし、ネリーは一万円出して採算合うのかなと余計な考えをしてしまいます、1時間後にネリーが着替えてやって参りました、化粧をしたネリーを見たワタクシは余りのブス振りに吹き出してしまいました、眉毛の書き方が余りにも下手くそでわらわずにはいられませんでした。
ネリー「ナンカ ヘン?」
ワタクシ「お前、日本にオカメとヒョットコと言うのがあるの知ってる?」
ネリー「ナニ ソレ?」
ワタクシ「まあ、旦那に聞いてみな、じゃあ、行くか」
パチンコ屋を出てタクシーを止めるワタクシ
ネリー「モッタイナイヨ、アルイテ 10プンダケヨ」
ワタクシ「アホンダラ~、お前みたいなブスと一緒に歩いてると、世間の皆様に笑われるんだよ!!」
ネリー「オマエ、ブス、ブスッテ イワナイデヨー!!」
ワタクシ「ブスにブスと言って何が悪いんだ、ブスと思ってるのに、ビューティフルとか言ってる奴の方がよっぽどおかしいだろうー」
ネリー「オマエ、ゼッタイ セイカク ワルイネ!」
ワタクシ「おーーーきなお世話だよ、だいたいお前は、お前、お前って、生意気なんだよ、お前!!!」
ネリー「オマエガ オマエッテ イウカラ ワタシモ オマエッテ イウノヨ、オマエ!!」
運転手「あの~、お客様、後ろ詰まってますんで、お乗りになられるんですか~」
歩いても10分ほどの場所ですが、タクシーで乗り込むワタクシ達です。
そのビルは以前によしえママが2度目の店で入官に踏み込まれた同じビルでした、店は2階にありエレベーターを降り2メートル行くと奥に大きく広がっていました、女性がズラリと並び、店内もきらびやかでワタクシ好みの店なのでした、席にドカンと座りネリーが着替えている間ヘルプの女性がやって参りました、足がスラリとした日本人ポイ顔だちの娘でした。
名前はマリアといい歳は23、ワタクシのタイプで無いものの、実に人当たりのいい娘で、あっけらかんと45歳の日本人の恋人がいて、その恋人と結婚の約束をしている事を嬉しそうにワタクシに話してくれました、彼女は真っ直ぐな性格がにじみ出ていました、物事をはっきり言い、間違った事はちゃんと直す、勿論フィリピーナ特有の明るさを持ち合わせていましたが、ワタクシはフィリピーナの中にもこういった娘もいるのかと感心しました。
ネリーがノッソノッソとやって来て席に着きました、
ワタクシ「何だ、お前ババア見たいな歩き方だなー」
ネリー「パチンコ ヤリスギデ ツカレチャッタノヨ」
マリア「クーヤワ アテネリーノ コイビトナノ?」
ワタクシ「ジョ、ジョ、ジョーーーダンじゃないよ~、こんなドブスのくそババアが恋人なわけないだろう!!」
マリア「ソウダヨネネ、ババァ、アッ、アテ.ネリー ゴメンネー」
ネリー「ドウセ ワタシワ クソババアデスヨ!」
ワタクシはフィリピンパブに来て初めて楽しんでいました、小岩の時は江川さんとの付き合いの部分があった為に心から楽しめなかった、しかし、妹とも思うネリーや気持ちのいいマリアと一緒にバカ話をして久しぶりにリラックス出来たのです、その時でした1人の女性がワタクシの目の前を通りすぎたのでした。
次回に続きます、毎度の後愛読心より感謝致しております。