110.ハルの微笑み.54 | マリンタワー フィリピーナと僕といつも母さん byレイスリー
目を覚ましアクビをし「オニイチャーン、ココ クルナー」とソファーをポンポンと叩きおいでおいでをする雪子。


ワタクシ「なんだよー、どうしたの~」


雪子「オニイチャーン、オニイチャーン、オニイチャ~~~ン、オナカヘッタナー」


ワタクシ「なんだよーそれーヽ(・_・;)ノ」
しょうがないので前の弁当屋に弁当とドリンクを買って食べさせると再び眠りに付くのかと思いきや再びソファーをポンポンと叩きおいでおいでをするのです、
ワタクシ「こ、今度はなんなんだァー」

するとワタクシに抱きつき「オニイチャーン、イッショニ ネテルナー」
とワタクシもお腹が膨れて一緒に寝る事にしたのでありました。
(-.-)y-~~~


ガバッと起きると夜の8時になっておりました、睡眠タップリの二人は雪子のリクエストで六本木のディスコに向かう事になったのでした、日本でのディスコは始めての雪子は中に入るとキョロキョロのし通しなのですが、勿論タイにもディスコはたくさん御座いますが入った店はやや狭いもの周りがきらびやか店でちょっとタイには無さそうな店だったので御座いました。


二人でダンスフロアーで踊りますがスタミナ切れのワタクシはもう少し踊りたいという雪子をおいて座席に戻ります、1人で踊りながらこちらに微笑みながら手を振る雪子、すると二人連れの男が雪子に話しかけます、どうやらナンパのようなのですが雪子は笑顔から一転大魔人の顔に変身し男達をはねのけます、男達は恐れをなしたか引き上げます、戻ってこようとする雪子にまたまた別の男達が声をかけるのでした。


雪子はモデルをやっていたわりには背は高くなくスタイルもずば抜けていいと言う分けではないのですが、歩き方や背筋の延び具合やお尻の上がり具合がビシッと決まっており、いかにも日本人が好みそうな顔立ちをしておりナンパされるのも仕方がないのかと半分感心しながらその様子を見ていたのでした。


雪子は怒りながら席に戻って来て
雪子「オニイチャン、ナニ ニホンジン オカシイナ!」

ワタクシもタイのディスコには何度か行った事はあるのですが、確かにナンパをしているのを見た事がありません、絶対ナイとは言えませんがタイの男はもっとスマートに女性を誘うのではないのでしょうか、日本人のようにヘラヘラしながらナンパしては成功率は悪いのではと思ったワタクシなのでした。


プンプンと怒る雪子をなだめながらディスコを出てタクシーにのり
ワタクシ「錦糸町のアパートに帰るか?」


雪子「オニイチャン ノ アパート デ イイ」


ワタクシ「事務所か?布団一つしかないよ」


雪子「モンダイ ナーイ、ホテル ワ モッタイナイデショ」


ワタクシ「おっ、いいこと言うねえ~」


雪子「デショ ユキコ エライデショ!」


ワタクシ「ま、まあな」
(-.-;)


結局、事務所で一泊する事になり部屋に入ると、
雪子「オニイチャーン」

ワタクシ「何ですか」


雪子「ユキコ パンティ ナイナ」


ワタクシ「パンティ.... そ、それで」


雪子「コンビニエンス アルデショ オニイチャン カウナ」


ワタクシ「へっ、パンティをオニイチャンが買う、ダメダメダメ恥ずかしいだろ~、雪子 行けよ!」


雪子「オニイチャン オネガイシィマシュ、ユキコ ツカレタナ~」


ワタクシ「ダメー、絶対行かないよーっ」


雪子「ウ~ン、オニイチャン ツメタイナ~」


ワタクシ「つ、冷たいって.....」


雪子「オニイチャーン」

ワタクシ「何なのよ~」

雪子「ユキコ ツカレタナ マッサージ オネガイシィマシュ」


ワタクシ「じょ~だんは頭だけにしろよ~~!」雪子による責めは夜な夜な延々と続くのでありました。



次回に続きます、毎度なご来訪誠に誠に誠に~ありがとうございます。