令和の玲!しもだ玲です。

 

 

気になるニュースがありました。

 

 

ひきこもり状態にある人(15~64歳)が全国で推計146万人いることが内閣府の調査で明らかになったとのことです。

 

 

引きこもることは我が身にも

私も2015年の選挙に落選した後、期間にすれば半年程度と短かったのですが、引きこもりました。

『選挙は落ちれば、すべて自分の責任』とはいうまでもありません。しかし、当時はその結果を受け入れることができず、応援者さんたちをはじめ親族とも顔を合わせるのが怖くなってしまいました。

 

 

その間、色んな仲間たちから励ましのご連絡にはじまり、「食事も満足にとっていないのでは?」と、心配した友人はドアノブに食べ物をかけてくれるなど、たくさんの人たちのサポートに助けられました。

 

 

「わかっているけど、動けない」という状況が続いていましたが、時間をかけてゆっくりと社会復帰に動き始めたことは今でも忘れません。

 

 

頼ることは悪くない

当時は『4年間必死に働いたけれど、評価されない自分』が恥ずかしく、人に頼ることを極端に怖れていました。

 

 

ところが、事業に成功し、たくさんの従業員を抱える会社の事業者さんから『自分もそんな時があった。あの時に足らなかったことは、人に助けを求める勇気』というメッセージと『FUNKY MONKEY BABYSのちっぽけな勇気』の動画をいただいたのが、社会復帰への一歩でした。

 

 

そのような経験があるので、引きこもりに対する支援は自分のことのように取り組んでいます。

 

 

同じ境遇にいる人たちとの出会い

先日、引きこもりなどの当事者の方々による演劇を通じた社会参画事業を拝見する機会をいただきました。

 

 

彼らは『26日間の練習を通じ披露をする』というプログラムを通じて、同じ境遇にいる仲間たちの存在に気付き、ともに舞台を創り挙げるという素晴らしい事業を成し遂げていました。

 

しかし、その事業は単年度制となっており、舞台終了後は解散となることで、元の自分に戻ることへの不安をお聞きしました。

 

 

そこで本年度の区議会予算質疑を通じ、練馬区へバックアップ体制を求めました。区も彼らによる企画立案をはじめグループへのサポートをきちんと行うと表明し、今まさに取り組みが進んでいます。

 

 

『今』頑張る人たちに光をあてていくのも、当事者であった私がやるべき使命の一つだと考えています。