令和の玲。しもだ玲です。

 

 

参議院選挙の活動期間が終わりました。

 

 

私は都民ファーストの会の所属なので、今日の夜は最終演説地である池袋駅の西口にいました。

 

 

昨日の安倍元総理の事件もあってか、厳重な警備の中、足を止める人も多く、選挙への関心が高まっていたと思います。

 

 

夜までの間、色んな候補者の演説をお伺いしてきましたが、昨日の銃撃事件で参議院選挙の争点がぶっ飛び、『弔い選挙』や『言論の自由』『暴力には屈しない』など、今後6年間の参議院のあり方が語れない最終日はこんなにも虚しいものなのかと感じました。

 

 

冷静になって考えましょう。

 

 

そもそも参議院は衆議院のブレーキ役です。

 

 

日本は政治方針を話し合うため、議院の二院制(衆・参)をとっています。

 

 

解散総選挙がある衆議院に対し、参議院は解散がないので、選挙情勢に惑わされず、じっくり議論ができる『良識の府』であるとされています。

 

 

本来は衆議院で話し合った政治方針について、参議院で熟考する必要があり、ここで政策がブラシュアップされなければなりません。

 

 

しかし、その機能が疑問視されるのは、衆議院の議案を通過させるため、参議院に当選しやすいタレントやスポーツマンが擁立されるようになったとの見方があります。

 

 

ちなみに、全てのタレントやスポーツマンが悪いというわけではありませんが、すべからずこの改選を迎えるその分野出身の議員たちがこの6年間、何をやっているのかを日頃から知りませんし、調べても出てきません。

 

 

ここで、参議院に必要となるのは、いまの制度に疑問を呈し、改革を訴える議員です。

 

 

しかし、それを行えば絶対的に「他の議員から嫌われる」役目となります。それでもやってくれる人がいるのかどうか。

 

 

今回の参議院選挙の東京都選挙区には、選挙期間中の訴えを見て、期待したくなる候補者が複数人いました。

 

 

そのうちの一人はファーストの会代表の『荒木ちはる』候補です。

 

 

ファーストの会とは、都民ファーストの会から派生した国政へ挑戦する政党のこと。

 

 

私は現在、都民ファーストの会に所属をしており、『ふるい議会を新しく』という掛け声のもと、議会・行政改革を訴えてきました。

 

 

なので、私たちがやることは、『改革』であり、いまの仕組みを変えるための活動をしていかなければなりません。

 

 

「あれやりましょう。これやりましょう。」という、おねだり型の政治ではなく、まず複雑怪奇な制度の仕組みを国民にキチンと伝えること。また、その理解を促していくこと。

 

 

さらには、一部のステークホルダーたちだけが享受している仕組みを暴いて是正していくこと。

 

 

そして、現在ある仕組みを変えること。

 

 

いま国政に必要な議員の役目はそれだと思います。

 

 

私が東京都選挙区において、荒木ちはる候補者を応援する理由は、以下の通りです。

 

①都議会の仕組みを変えてきたこと。

②都民への理解が促されるよう手法や媒体を屈指してきたこと。

国政政党たちとその支援団体たちだけが享受していた政党復活予算(200億円/年)を廃止にしてきたこと。

以上の実績があるからです。

 

 

もっと細かくいえば、都民ファーストの都議団とともに多くの政策を都議会のなかで、形にしてきた実績もあります。

 

 

しかし、こうした政策は都議会で一定の数が獲れれば、難しいことではありません。

 

 

さらに国政においては衆議院がメインとなり、そこで過半数を獲れないと政策の実現性はなくなります。

 

 

では、なぜ応援するのか。

 

 

私が、期待していることは、今回の参議院選挙で、地盤(票)、看板(知名度)、カバン(資金)がない候補者でも国政にいけるモデルケースをつくることです。

 

 

従前は、この3バンというのがないと当選は不可能でした。ましてや、大きな政党に入らないと当選しないのが日本の国政選挙の仕組みです。

 

 

が、この最大の仕組みを変えることが、今後の日本には必要であります。

 

 

2点目は、国会の場で大いに発言をし、問題提起をしていく議員が必要です。冒頭申し上げましたが、現存の仕組みを変えるための発言は、批判覚悟で行わなければならず、生半可な仕事ではありません。が、荒木ちはるなら出来ると考えています。

 

 

この2点が荒木ちはるを推す理由です。

 

 

明日の選挙には、どうか東京選挙区では『荒木ちはる』に一票をください。

 

 

そして、ふるい議会を新しく。ふるい日本を新しくしていきましょう。