令和の玲!しもだ玲です。
今日の夕方のニュースに目が行きました。
廃止されたと言われている『議員年金』問題です。
議員年金とは、国会議員に支給される『国家議員互助年金』と地方議員に支給される『地方議会議員年金』がありました。
■国会議員:在職10年以上 年/412万円
※2006年4月廃止
■地方議員:在職12年以上 年/96万円
※2011年6月廃止
ここに、企業の厚生年金も加入していればさらに上乗せされて支給されています。
この件については、誤解している練馬区民へ指摘し続けてきました。あくまでも『掛け金』が廃止になっただけで、受給資格のある議員や元議員は支給されるorされていることを。
民間の厚生年金が1ヶ月平均14万円なのに対し、元国会議員に支給されている議員年金額は29万1,800円、在職36年の地方議員は、1ヶ月16万円と民間基準を遙かに超えています。
ここに、議員退職後、自治体や外郭団体の役職につけば月数十万円の上乗せです。
今年度の国会議員年金の対象者だけでも655人。年額18億もの税金が投入されているという報道もあり、ますます国民の不信を招いています。とくに、公職選挙法違反を犯した議員には年金剥奪をするべきだと思います。
また、地方議会におきましては議員年金の厚生年金化を求める動きが活発化しています。
私は、政治家の議員年金は断固反対。老後が怖いなら、国民や市民と同様の個人年金を掛ければ良いだけ。厚生年金化は更に税金が投入されることになりますので・・・
そういえば以前、とある議員たちが自分たちの政党は『議員は3期まで。政治家の多選禁止』を訴えていました。一見聞こえは良いですが、裏をかえせば議員年金の受給者を増やそうともとれます。
「3期12年務めると議員年金が入る」と指摘したら、その政党の人たちに大変お叱りを受けたことを思い出しました。