令和の玲!しもだ玲です。

 

 

今日は、東日本大震災から10年という節目です。私たち日本人が、自己や他者の生と死について思いを馳せる日でもあります。

 

 

死者数は12都道県で1万5900人。行方不明者は6県で2525人となっており、今尚、ご家族と再会が叶っていない沢山の人がいることに胸が大変痛みます。

 

 

毎年、この日は当時をしっかり振り返るように心がけています。被災された方や犠牲に遭われた人たちを思うと、私がいる環境は幸せであると思わされます。

 

※震災直後の被災地にて。

 

 

いま、練馬区議会では2021年度のお金の使い道をチェックする、予算委員会が含まれた定例会が開催されています。

 

 

災害に関する款別質疑のなかで感じたことは 『行政に頼るのには限界がある』ということです。

 

 

もちろん、行政でなければ出来ないこともあります。しかし、災害時において決断するのは、あくまでも「私」であり、一番のプライオリティは「命」です。

 

 

そこを軸に考えると、まず必要なことは『マイ・タイムライン』を用意するということです。

 

■マイ・タイムラインとは

いざというときにあわてることがないよう、避難に備えた行動を一人ひとりがあらかじめ決めておくもの。

※東京都防災ホームページより引用

 

自治体の対策には、予算の面でも限界があり、すべての人をカバーすることは不可能です。さらに追い打ちをかけるように新型コロナウイルスの影響で、リーマンショック以上の減収が数年にわたって起ることがすでに見込まれているため、より防災にお金を回せなくなります。

 

 

そのような中で『生きる』に焦点をあてると、いま見えていないことが見えてくると思っています。

 

 

次回予定されている一般質問で自分の主張を表明しようと思っているので、詳細はここでは綴りません。

 

 

「何気なく生きている今日は、亡くなった人たちが生きたかった明日」ということを肝に銘じ、議会活動に邁進していきます。

 

合掌