令和の玲!しもだ玲です。

 

今日は区議会決算委員会の全款補充質疑(どの項目でも質疑していいよ!)に登壇しました。

 

 

事前通告では、議会運営費、選挙啓発関係経費、青少年問題協議会等経費、町会・自治会支援経費、福祉サービス人材確保・育成等経費、中学校費、学校安全対策経費・・・・と、質疑したい項目はたくさんあるんですが、項目3つで時間終了してしまいました。

 

 

もともと、練馬区の財政(お財布)悪化が問題視されていたところに、新型コロナウイルスによる影響がさらに拍車かけました。

 

 

なので、今まで使っていた税金の使い方を見直しをしなければなりません。

 

 

どちらの区議会議員も財政悪化を心配しているのですが、なぜか、自分たちにかかっている経費についてはまったく触れず、聖域化にしています。

 

 

今回も、区の職員や他の議員の制止を振り切り、問題として取り上げました。

 

 

その名も『歴代議員銘板等作成委託料』

支出済額1,074,600円です。

 

 

銘板とは、仕様や用途などの情報を分かりやすく表示するプレートの事です。区役所西庁舎の8Fに区議会の本会議場が設置されており、ここの廊下の壁に昭和時代からの議員の名前が掲示されています。

 

今回は、この掲示板を新たに増やすために税金が使われました。

 

 

ちょっと待って!このフロアーは、ほぼ議員しか使わず、一般区民が利用する傍聴席は9Fにあります。従ってほとんどの区民は銘板があるこのフロアーを利用しません。

 

それよりも、財政悪化を唱えながら慣習を引きずり、1,000,000円を超える税金を突っ込む感覚が理解出来ず、これが区民の利益に繋がっているとは、どう考えても理解出来ませんでした。

 

 

区の議会事務局の答弁では、18期の幹事長会(5人以上の会派でかつ非公式の会議)や議会運営委員会(3人以上の会派で構成)を経て、全議員に賛同を経て予算化、執行されたとの答弁がありました。

 

 

つまり、昨年の区議会議員選挙を経て当選した今の区議会議員は19期なので、前期の議員たちが求めたことが明らかになりました。

 

 

あれ?おかしくないですか?財政厳しい、経費見直せ、費用対効果とかあれだけ練馬区へ厳しい意見を言っていた議員たちが、費用対効果が見えないところに税金を突っ込んでいるなんて。

 

 

こういうダブルスタンダードが平気で横行していることが、今回の議会で次々明るみになっていますので、しっかり報告していきます。

 

あ。言い忘れましたが、冒頭のタイトルは、練馬区側議会事務局の一部の職員から質問をするにあたり、言われた言葉です。

 

こういう質問って、議員としては意味がないのでしょうかね。

 

皆さんはどう思いますか?

 

 

※2020年10月13日 訂正・加筆しました。

区の理事者ならびに議会事務局から、議会事務局は議会の一部であり、理事者ではないとの指摘をいただきました。

私の質疑に際し、上記のように事前通告を行ったのですが、理事者とは言えない人が答弁しているという矛盾も同時に生まれました。議会事務局の9割の職員さんには指摘や助言など、議会活動のサポートでお世話になっているので、あくまでも「一部」と表記し訂正しました。