令和の玲!しもだ玲です。

 

今日の日本経済新聞に『若手の男性官僚、7人に1人が数年内に辞職意向』という記事が挙がっていました。

 

30歳未満の若手男性官僚の7人に1人が、数年内に辞職する意向であることが、内閣人事局が実施した意識調査で分かった。背景には仕事への不満や、長時間労働で家庭との両立が難しいとの不安があり、国家公務員の働き方改革が急務となっている実態が浮き彫りとなった。

※日本経済新聞7月24日より引用

 

落選中に、国家公務員の仕事や環境をみてきたことがありますので、こうした報道があるととても残念に思います。

 

厚労省に関しては、夜中まで残る若手職員が毎日のようにおり、会議の資料づくりをはじめ、様々な作業を長時間頑張っていました。とくに厚労省と環境省の入る建物は古いのか、冷房設備がしっかりととなっていなく、非常に暑苦しい環境の狭いオフィスのなかで汗をびっしょりかきながら仕事に従事されている光景はいまでも目に焼き付いています。

 

当時、職員さんから聞いた話だと、やはり『デジタル化』が進んでおらず、紙媒体を多く使うため、会議資料に関しては、上司の指示がくるのが遅かったり、印刷の時間や手間、訂正作業など民間会社では想像もできないような古い業務体制が続いていることを教えてもらいました。

 

そうした事が、今回の記事にあるように調査結果に反映されてしまったのだろうと思います。

 

大臣をはじめ、国会議員のみなさん。国や国民を支える職員の労働環境の改善にしっかり努めてほしいと切に思います。