昨日行った練馬区立美術館ですが、1週間の展示替え休刊を経て、つぎの日曜日からは下記の企画展がはじまります(11月30日まで)。きのうまでの「あしたのジョー」から、今度はシェイクスピアだそうです。詳細は下記の通りです。

見つめて、シェイクスピア!展 美しき装丁本と絵で見る愛の世界

本年は、16世紀イギリス(イングランド)を代表する劇作家で詩人、ウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare, 1564-1616)の生誕450年にあたります。これを記念して、練馬区立美術館ではシェイクスピアをテーマとした展覧会を開催します。

本展には、大きく分けて2つの主役が存在します。そのひとつは、約80点にのぼる個性豊かな皮革装丁本です。この皮革装丁本は、世界でも権威あるイギリスの製本装丁家協会「デザイナー・ブックバインダーズ」によって、2013年に開催された「第2回デザイナー・ブックバインダーズ国際製本コンペティション」の入賞作品です。今回のコンペティションのテーマは、「シェイクスピア」。世界中の装丁家たちが、シェイクスピアの作品などから得たイマジネーションに基づき、装丁を施しています。

もうひとつの主役は、シェイクスピアの作品に主題を得た絵画作品や挿絵本です。フランス・ロマン主義の旗手、ウジェーヌ・ドラクロワによる版画《ハムレット》やエコール・ド・パリの画家、マルク・シャガールの版画による挿絵本《テンペスト》、またイギリスの挿絵画家アーサー・ラッカムやアーツ・アンド・クラフツ運動のメンバーでもあったウォルター・クレインによる美しい挿絵本などを紹介します。約260点に及ぶ多彩な出品作品を、じっくり「見つめて」、視覚イメージで捉えるシェイクスピアの世界を広げて頂きたいと思います。

(転載ここまで)

区立美術館は現代美術の展示でわりと知られていましたが、このところ意欲的な新企画がつづいています。これからも期待しています(^_^)/