報道によれば、代々木公園と接点のないデング熱患者が千葉でも出たそうです。

ボクは発生当初の初期対応や報道に疑問をもっていましたが、このニュースをみて「やはり」だと思いました。

もう20年ほど前ですが、映画「アウトブレイク」が公開されたとき、その意味を調べて事がありました。Wikipediaにはつぎのようにあります。

疫学において、アウトブレイク (outbreak) は、ある限定された領域の中で感染症にかかった人間、またはその他の生物の小集団を指す分類語である。

そのような集団は村などの区域内に隔離されることが多い。

また、アウトブレイクは、国家もしくはいくつかの国家を含んだ地域内で流行している伝染病、あるいは世界的な病気の流行を示すパンデミックのことも指す。

(引用ここまで)

今回の「デング熱」報道では、

1、人から人への感染はないこと。

2、蚊の行動範囲や寿命が狭く短いこと。

などを挙げて「冷静な行動」を呼びかけていますが、パニックになることは避けるとしても、もっと防疫に充分に配慮する必要があります。この千葉の事例は、「アウトブレイク」という事態もありえなくはないということを語っているように思います。