広島市の土砂災害は被害の拡大が心配されています。

記事には、

広島市の土砂災害で、広島県警は21日、行方不明者が7人から36人増え43人になったと発表した。県警は消防との間で情報を精査した結果としている。死者は39人で変わらない。ただ把握していない被災者もいる可能性があることから、県警は不明者の数がさらに増える恐れもあるとしている。

 また県警は、死者39人のうち新たに17人の身元を発表し、身元判明は計31人となった。広島市は21日夜、22日にかけて雨が強まるとの予報があり、被災した広島市安佐南区緑井の一部地域に避難指示を出した。

 県警は不明者が大量に増えた理由を「広島市消防局への119番通報で届け出があった人数をカウントしていなかった」と釈明。これまでは110番通報など警察に直接通報があったケースのみを数えていた。

 市災害対策本部の集計で「行方不明者31人」となっていたため、消防とすりあわせの作業を行った。


とあります。消防も警察も救出活動をしながらのことですので、摺合せができなかったこともあるでしょうが、行方不明者とは建物のなかに閉じ込められている可能性のある人たちでもありますので、救出の優先順位にかかわってくる存在だと思います。がんばってください。