支援者の方たちへ活動報告をしていてときどき質問される「としまえん」の話です。

2011年に初当選したころ、その話題がけっこう取沙汰されていましたが、このところちょっと動きがみえません。

写真は平成23年度の東京都の 「都市計画公園・緑地の整備方針(改定)」(同年12月)にある「第3章第3 重点化した公園・緑地における優先整備区域の設定」の資料です。ここに、


(2) 今回設定した優先整備区域の特徴と整備効果

① 防災に資する公園・緑地
<震災対策>
今回の優先整備区域の設定にあっては、木造住宅密集地域とその周辺における避難場所の確保・拡大と、大規模救出救助活動拠点が指定されている環状7号線周辺等の公園・緑地の拡大を最優先に取り組むこととしました。

具体的には、和田堀公園、上板橋公園、篠崎公園等の拡大について集中的に取り組むとともに、大規模敷地であって、今後とも避難場所としての機能を維持していく必要がある練馬城址公園、高井戸公園について新規に事業化を図ります。

として計画はそのまま継続しています。

これを受けて、練馬区は、平成24年9月にまとめた「ねりま未来プロジェクト推進構造にかかる平成23年度検討のまとめ」と題して「練馬城址公園の整備にかかる考え方」を発表しました。そのなかに下記の文章があります。

平成23年度 「としまえん」をとりまく状況の変化を受けて再検討

「としまえん」を含む「練馬城址公園」が東京都によって整備される公園と位置づけられたことにより、区では平成22年度に検討した内容について再検討した。

1) 東京都による「練馬城址公園」の事業化

平成23年12月、「都市計画公園・緑地の整備方針(改定)」において、東京都は首都東京の防災機能の強化を図るため、自ら「練馬城址公園」の整備に着手する意向を明らかにした。

具体的には、都市計画公園「練馬城址公園」(現「としまえん」を含む)を「重点公園」とするとともに、全域26.6haのうち21.9haを平成32年度までに事業化を図る「優先整備区域」として設定した。

東京都は新たな事業化にあたり、「首都東京の防災機能の強化」「水とみどりのネットワークの形成」をポイントとしている。


いまのところここからの進展はなく、練馬区の担当者にきくと「都の事業だから」という返答でした。もちろんその答えがすべてでしょうが、来年の統一地方選挙に向けて、より積極的な動きを求めたいと考えています。

Tさん、いまのところこれまでです(^_^)/