今日のMSN産経ニュースの記事で目に留まったのが、この記事でした。


TAP問題で厳格化、ネット指摘で調査も 文科省が不正防止指針案
2014.7.3 13:21


STAP細胞の問題など研究不正が相次いだことから文部科学省は2日、インターネットで疑問点が指摘された場合でも調査するなど、研究機関への告発に準じて扱うとした不正防止に関する指針案をまとめた。現行指針を改定したもので文科省は案を2月上旬にまとめたが、STAP問題を受けてさらに議論を重ね、内容をより厳しくした。

STAP論文で小保方晴子氏が「悪意のない間違い」と主張したことを念頭に「(故意ではなくても)わきまえるべき基本的な注意義務を著しく怠った場合」の間違いは不正に当たると加えた。

指針案は、複数の研究者が関わる共同研究の責任を明確にする必要があると指摘。代表研究者は活動や成果を確認することが重要とした。倫理教育の重要性も強調。研究機関に「研究倫理教育責任者」を置き、研究データを一定期間保存し、公開することも求めた。8月末にも正式決定、来年4月から適用する。


(青字部分、転載ここまで)

こういった問題の発端となった小保方さんはボクと同世代です。googleの検索サービスがはじまったころに大学生になり、学生のリポートが、それ以前のyahooの検索ではなくgoogleの検索、すなわちワード検索が主流になったことでした。

googleの検索は、ある意味で革命的だったかもしれませんが、ボクたちの世代にはそれが標準となったと感じます。小保方さんなどもそういった時代のなかで学んだわけです。

だからといって剽窃や画像加工などが許されるわけではありませんが、その問題点を次の世代で改善していく教育が必要だと思います。もちろんボクたち自身もそれを改めて学ぶべきだと思います。