今朝の朝日新聞に、JR中央線中野駅に新しい駅ビルができるという話題が掲載されていました。以下転載いたします。


東京)中野駅に駅ビルと西口改札 2020年目標
2014年6月17日03時00分

中野区とJR東日本は、JR中野駅に新たな駅ビルや改札などの建設を計画している。現在進められている中野駅周辺の大規模再開発の一環で、東京五輪の開かれる2020年までの完成を目指す。早ければ月内にも、区、JR東日本、東西線を乗り入れる東京メトロとの3者で基本協定を締結する。

16日に田中大輔区長が4期目の就任記者会見で明らかにした。それによると、中野通りをはさんで現在の中野駅の西側に、新たに駅ビルを建設する。駅ビルの2階部分にコンコースと西口改札をつくるほか、駅の南北を結ぶ「西側南北通路」をつくる。駅ビルはJRが計画を詰めているが、区によると高さ30メートル程度になる見通し。2階以上には商業施設が入る。

南北通路は、駅南側の中野3丁目方面と現在の中野区役所、中野サンプラザ方面とを結ぶ自由通路となる。

協定は、3者の協力方針や費用の案分方針などを決める。区側が改札と南北通路などの建設を負担し、JR側が駅ビル建設を負担する。数年前の区の試算では、区の負担は約80億円だが、その後、建設資材などが高騰しており、再度、見積もりをしているという。田中区長は「国の補助金や都の交付金を確保して進めていける。任期の4年間に少なくとも着工まで進めたい」と述べた。

中野区では駅北口の再開発で早稲田、明治などの大学や企業が誘致され、2万人ほど昼間人口が増えており、駅の乗降客も大幅に増えている。今後も、中野サンプラザや区役所の再開発など、2024年度まで駅周辺で大規模な開発が相次いで計画されている。


(転載ここまで)

中野区は練馬区にも隣接していますので、中野区の発展は練馬区にも直接影響があります。こういう展望はうれしいですね。中野駅前は江戸時代は5代将軍綱吉の生類憐みの令による犬御殿(犬を保護した施設)があり、第2次世界大戦前まではかの中野学校があった場所(その後警察学校に)で、いまの大規模開発が可能だったわけですが、たしかに電車からみる駅の北側は未来都市そのものです。かつ、サンモールなど歴史と活気のある商店街・飲食店も健在です。中央線文化をリードする街として、ボクも好きなエリアです。

練馬区も2020年に向けた求心力のあるプロジェクトを構築すべきであると感じています。