記事には、


■高齢者認知症462万人、不明届けは年1万人

 65歳以上の高齢者のうち認知症の人は462万人と推計されている(2012年時点)。高齢者のおよそ7人に1人。さらに予備群である「軽度認知障害」(MCI)は約400万人とみられ、合計すれば800万人をゆうに超える。高齢化が進めば、数はさらに膨らむ可能性がある。

 徘徊(はいかい)で行方不明となるトラブルは全国で頻発している。警察庁によると、認知症が原因で徘徊して、行方不明者として家族らが警察に届け出た人の数は、12年には全国で延べ9607人に上った。多くは無事見つかっているが、居場所がわかった時に亡くなっていた人も359人いた。翌13年末時点でも行方不明のままなのは約180人だ。

 徘徊中に列車にはねられた男性(当時91)の遺族にJR東海が損害賠償を求めた訴訟で、名古屋高裁判決は4月、男性の妻に約360万円の支払いを命じた。認知症の人の家族会などからは「24時間見守ることは不可能」という反発の声が上がっている。


(転載ここまで)

とあります。先日も関連記事が掲載されていましたが、約1万人もの人が一旦は行方不明者として届出があるという話。地域の見守りをより強固にするしか方法がないように思います。