小保方さんのSTAP細胞論文問題や佐村河内さんのゴースト作曲家問題などで、著作物の引用や剽窃について問われています。

関連しそうな言葉を朝日新聞のkotobankで調べてみると、

引用
人の言葉や文章を、自分の話や文の中に引いて用いること。

転載
既刊の印刷物の文章などを写し取って、そのまま他の刊行物に載せること。

剽窃
他人の作品や論文を盗んで、自分のものとして発表すること。


とありますが、「コピペ」とカタカナ表記すればなんだか問題点がちょっと軽くなる気がしますが、インターネットで調べたデータを丸写ししたとして、以下のふたつは意味が違うと思います。

1、コピペして引用元を明記している→引用

2、コピペしたのに自分が書いたようにしている→剽窃の疑いがある

ということになろうかと思います。

そういう意味で、上司の笹井さんの記者会見のとき、論文冒頭の引用部分(引用元が書かれていなかったと聞いています)については、だれがそうしたのかについて質問をすべきだったのではないでしょうか?

STAP細胞の存否についてボクたちははっきり言ってわかりません。が、引用なのか剽窃なのかは元データが事実として存在する以上明確にしておく研究倫理的な意味があると思っています。

ただkotobankの説明の「他人の作品や論文を盗んで」という説明の「盗んで」という箇所はちょっと気になりますが、いわゆる「パッチワーク」と呼ばれる引用とも剽窃ともとられかねないような事実は古くから存在したと思います(具体的には書きませんが「ありま~す♪」)。



今回この朝日新聞の記事を読み、かつ転載するにあたり、これから先はこういったクレジットを書き込むべきかとも考えました。いかがでしょうか?