都知事選惨敗の細川陣営が編み出した最後の秘策は「小泉進次郎副知事」だった
16人の立候補者によって争われた東京都知事選は、9日に投開票が行なわれ、舛添要一氏が211万2979..........≪続きを読む≫


消去法選挙と揶揄された都知事選挙は大方の予想通りの結果となりました。前知事の辞職以来空白が続いていた都政ですが、予算審議を始め挽回を期待します。

今回の選挙が終わってさまざまな解説や舞台裏の話が出てきていますが、おもしろかったのはこの記事でした。

しかし小泉進次郎さんの日ごろの主張を考えると、そういう話を真に受けるとは思えません。進次郎さんの主張のなかにはボクと同じく1980年代の論理が強く感じられますし、そういった意味では、父親と仲はよくても考え方は大きく違うと考えるからです。

話は飛躍しますが、池田信夫さんの『もし小泉進次郎がフリードマンの資本主義と自由を読んだら』というマンガが話題になったことがありますが、ここに、近未来(2015年を想定している)に首相になった小泉進次郎さん(もちろん仮想の話ですよ)が、

小泉は、サッチャー英国元首相が保守党党首に就任した際、ハイエクの『自由の条件』をブリーフケースから取り出したのにあやかって、ミルトン・フリードマンの『資本主義と自由』をテレビカメラの前で掲げた。フリードマンが主張した農業補助金の廃止から負の所得税までの政策を「10の約束」として打ち出した。

とあります。日本ではフリードマンの人気が高く、ハイエクについてはあまり有名ではないように思います。

ボク個人はサッチャーの「小さな政府」の時代に生まれ育ったこともあってか、親近感を感じます。みんなの党の主張もどちらかといえばこっちの方向性です。

が、経済学者の考える理論が有効であれば、ケインズをはじめとしてはっきりとした方向性がみえてきているはずですが、残念ながら、理論は理論であって、実際の政策にそのまま援用することはできないと感じます。ボク自身このあたりの勉強が課題でもありますが、まずは区議会定例会を乗り切ることが最優先ですね(^_^)/