昨日行われた、宇都宮健児、田母神俊雄、舛添要一、細川護熙の主要候補者4氏による「東京都知事選 候補者ネット討論」がネット上にUPされています(約1時間半)。放送終了後に、ニコニコ生放送を運営するドワンゴは、視聴者数が17万人を突破したと発表したそうです。

BLOGSにまとめられた各候補者のキーワードと発言の概要は以下のとおり。


宇都宮氏「世界一働きやすい・暮らしやすくみんなが希望をもてる街、東京」

宇都宮氏は、まず特別養護老人ホームに入れない高齢者や待機児童の数などを上げて、石原・猪瀬都政において福祉が切り捨てられてきたと主張。また、住宅政策や若者雇用の問題も深刻だと指摘し、これらの問題に対処して行く必要があると述べた。

こうした状況を改善し、「若者が働きやすく、高齢者が暮らしやすい、みんなが希望もって生きられる街、東京を作りたい」と述べて、スピーチを締めくくった。


田母神氏「心のふるさと、東京をつくりたい」

田母神氏は、自身が福島県出身で、東日本大震災において、自身の友人も被害にあった経験から、近い将来に起こるとされる地下直下型地震の際に都民を守るために立候補したと述べた。続けて、「心のふるさと、東京をつくりたい。隣近所が助け合って暮らして行けるようにしたい」と話し、その上で、道路、橋といったインフラの強化、地震に伴う火災対策など震災に強い街づくりに力を入れると述べた。

また、経済政策としては、アベノミクスにならって「タモガミクス」を展開すると主張。さらに、子どもを持つ母親や高齢者など弱い立場のひとを“1人ぼっち”にしないようにし、「ふるさと、東京」と呼ばれるような街にしたいと話した。


舛添氏「東京を世界一の街にしたい」

舛添氏は、オリンピックを一つのきっかけにして「東京を世界一の街にしたい」と語った。そのために、防災対策、自らが厚生労働大臣を務めた経験に基づき福祉対策に力を入れていきたいとアピール。ついで、治安対策や文化芸術の重要性について語り、これらの政策を実現する前提として、経済政策の重要性を強調した。

具体的には、「特区を作って、東京で壮大な実験をやる。霞ヶ関の規制を排した思いきった改革をして、若者を含めて雇用を作りたい」と話した。


細川氏「心豊かな、知的興奮が得られるような首都東京」

細川氏は、原発再稼働などを含めた現政権の政治姿勢に危機感を覚えて、立候補を決意したと説明。

その上で、心豊かな知的興奮が得られるような首都東京、世界の人たちが住みたいと思えるような街づくりを進めたいと思っていると話した。

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今回ボクの所属するみんなの党は自主投票となりました。前にも書きましたが、社会人になって自分に投票権のある選挙で選挙活動に関係していないはじめての選挙(選挙という文字多すぎますかね?)です。

客観的に政策をよく検討してみたいと思います。