$しもだ玲☆未来navi

昨日のMSN産経ニュースです。転載します。


「和食」無形文化遺産に ユネスコ補助機関が勧告 12月にも正式決定
2013.10.22 21:37

 政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に提案した「和食 日本人の伝統的な食文化」について、事前審査を担うユネスコの補助機関が新規登録を求める「記載」の勧告をしたことが22日分かった。文化庁によると、過去の事前審査で記載勧告された提案が覆されたケースはなく、ユネスコの政府間委員会は12月上旬にも登録を正式に決定する見込み。

 政府は平成24年3月に登録を提案した。「四季や地理的多様性による新鮮な山海の幸」「自然の美しさを表した盛り付け」「正月や田植えなどとの密接な関係」などとアピールしている。

 食と関係する無形文化遺産としては「フランスの美食術」「地中海料理」「メキシコの伝統料理」「トルコのケシケキ(麦がゆ)の伝統」が既に登録されている。

(転載ここまで)

日本政府の提案理由である3つの要素は日本の地理的特長や歴史・文化を端的に表していて、日本人として誇りのもてるものだと思います。

「四季や地理的多様性による新鮮な山海の幸」
「自然の美しさを表した盛り付け」
「正月や田植えなどとの密接な関係」

これが採択される見通しというニュースも流れましたが、大切なことは、それを維持していくことだと思います。なかでも、

多様な食材を多様な産地で生産すること

については、日本という国土そのものを見直し、農業といういのちに直結する産業を新しい時代にどう対応させていくべきか、という問いかけにつながっていると思います。