$しもだ玲☆未来navi

オバマケアをめぐるアメリカ議会の迷走(?)がさまざまな波紋をよんでいます。オバマ大統領が新制度を打ち出したとき、びっくりしましたが、やはり一筋縄でいかないところがアメリカ合唱国だとあらためて思いました。

オバマケアとは、Wikipediaに次のような説明があります。


医療保険制度改革は、アメリカ合衆国で試みられている国民皆保険制度の取り組み。バラク・オバマが制度の推進を公約して2008年アメリカ大統領選挙を戦い当選。オバマ大統領の強いリーダーシップのもと、翌年、上下両院で民主党が優位となった議会を通過し、2010年3月に大統領が署名して成立(完全実施は2014年以降)したことから、オバマケアとも呼ばれる。主に二つの法律からなる[1]。 アメリカ議会予算局の試算では、以後10年間で、加入率は83%から95%に上昇するが、費用も9400億ドルに昇る。

歴史的な経緯は省きますが、

オバマケアの2014年実施に関して、共和党が多数を占める下院は1年延期をする予算案を可決したが、民主党が多数を占める上院が予定通りの実施を求める予算案を可決したため、予算案が2013年9月に不成立となることが決定し、同年10月から17年ぶりに政府閉鎖が発生している。

と続きます。

アメリカでは伝統的に小さな政府論を支持する共和党と大きな政府論を背景とした民主党の対立が起きます。今回もその政策的な違いが前面に浮き彫りになったということです。ある調査によれば、アメリカにおける世論調査ではオバマケアに対する否定的な見解を持つ人が多いという話も聞きます。推移をみまもりたいと思います。